◆◆ 救国シンクタンクメールマガジン 25/11/20号 ◆◆
安倍晋三総理、黒田日銀総裁、麻生財務大臣、甘利経済財政担当大臣(いずれも当時)などの方々に対して、私が減税をはじめとする積極財政と金融緩和を訴えた国会質疑について解説します。なおこれまで同様、読みやすくするために公式の議事録に傍線や本来の文意を変えない範囲で修正を加えたところがありますのでご了承ください。
○参議院財金委員会(平成25(2013)年3月27日)(第1回)
これまでお伝えしてきた代表質問から二ヶ月もたたないタイミングで再度、安倍総理と質疑するチャンスがめぐってきました。
発足間もない安倍政権は「アベノミクスの三本の矢」で景気をよくするとしていました
アベノミクスの三本の矢は、第一に大胆な金融緩和、第二に機動的な財政政策、第三に成長戦略を掲げました。
第一の矢である日銀の異次元緩和は、デフレ脱却に向けた正しい方向性でした。2%のインフレ目標を明確に掲げ、マネタリーベースを拡大させたことは評価できます。ただし、2016年のマイナス金利導入以降、政策効果が減衰していった点は問題です。
第二の矢の財政政策は、当初こそ補正予算で需要を下支えしましたが、2014年の消費増税で腰折れしました。デフレ下での緊縮は完全に誤りです。本来ならば積極財政を継続すべきでした。
第三の矢の成長戦略は、残念ながら具体性に欠け、実効性が乏しかったと言わざるを得ません。規制改革や労働市場改革は掛け声倒れに終わりました。
結局、金融政策に過度に依存し、減税などの積極財政政策を途中で放棄したことで、デフレ完全脱却には至らなかったのです。金融と財政の協調(ポリシーミックス)こそが重要だったのです。
少し、後知恵による事後的な振り返りをしてしまいましたが‥‥
金子洋一客員研究員が参議院議員在職時に国会で安倍総理、黒田日銀総裁らとの国会論戦の第5弾です。リアルなやり取りを解説付きで取り上げています。
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(文責:事務局)
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救国シンクタンク《リーダーシップ講座 特別編》「地方自治体の減税と選挙」
◆開催日時:令和7年11月30日(日)14:00~17:45(13:30受付開始)
【場 所】TKP秋葉原カンファレンスセンター
〒101-0021 東京都千代田区外神田1-1-8 東芝万世橋ビル
【テーマ】「地方自治体の減税と選挙」
【講 師】渡瀬 裕哉 救国シンクタンク理事・研究員 柳ケ瀬裕文 前参議院議員
【プログラム】※プログラムは変更する場合がございます。
受 付:13:30
開 会:14:00
・活動報告:地方議員の活動成果報告
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閉 会 :17:45
※セミナーの後に懇親会を予定しております。別途お申込みとなります。
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
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《救国シンクタンク叢書 シリーズ第7弾完成》
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2022年12月岸田政権は、5年間で43兆円の防衛関係費を閣議決定し、防衛力の抜本強化に乗り出した。これまで防衛力の強化が出来なかったことが「安保三文書」の策定、予算倍増しただけで出来るようになるのか?
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《救国シンクタンク翻訳叢書 第二弾完成!》
【 大きな政府の社会主義を打ち破れ!: アメリカの未来を救う】
ニュート・ギングリッチ (著), ダニエル・キエロン・マニング (翻訳),
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
『大きな政府の社会主義を打ち破れ!: アメリカの未来を救う(Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future)』を救国シンクタンク翻訳叢書として出版いたしました。
翻訳叢書プロジェクトは皆様のご寄付により2冊の書籍を出版することができました。
誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
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《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》
【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。
経済、人口統計、政治動向を通じて、アメリカ政治がこれまでどこにあったのか、どのように変化していったのか。本書『Leave Us Alone』は、アメリカ政治をより深く理解するための必読の書である。
www.amazon.co.jp/dp/4434328867
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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》
救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト
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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」
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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)

いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉
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