設立の趣旨

我々が目指すのは、正論が通る日本です。救国とは、正論が通る日本にすることです。

世の中には、シンクタンクが、官僚機構や大企業の下請けとして、依頼者の要求に従い事実を曲げる例が多々見受けられます。それではシンクタンクの役割を果たせません。

我々は、己が信じる正論を曲げることなく発信し続け、国を救いたいとの意思を持つ人々に選択肢を提示します。我々の使命は現実政治そのものではなく、政治に対する提言です。

「あそこに行けば、何が正しいのかを聞ける」と世の人々に信頼される、シンクタンクであり続けます。

そもそも世界のシンクタンクは、官僚機構に対抗する民間の知見を集積するために存在します。近代政党は、シンクタンクの助けによって政治家が官僚機構に対抗できるからこそ民主主義を実現し、民の力を国益につなげています。

翻って我が国では、官僚は優秀であり、国民の信頼も厚い時代が長く続いてきました。しかし、政権交代が無い政治は、限界に達しました。野党は官僚がいないと何もできず、与党は官僚が間違うと正すこともできず、何をしてよいかわからなくなる。そもそも、政治家が官僚の言いなりになるのでは、選挙の意味がありません。

敗戦後の日本は、「アメリカに守ってもらえる限り平和に暮らせる」「真面目に働く限り給料は上がり続ける」との二つの社会的な契約によってあらゆる矛盾を封じてきましたが、その二つが守れるかは怪しい時代となりました。リーマンショックに代表される慢性的デフレ不況に対し、政治は景気回復すら満足に成し得ていません。コロナ禍のように、災害対策すら満足にできなくなったのが今の官僚機構です。

もはや政治が三流でも、官僚が一流だから日本人は安心していられるとの幻想は、打ち破られました。官僚機構が政権担当能力を無くした。これこそが、我が国の危機です。

我々は、正しいと信じる政策を提言し、世に普及し、政治で実現する。提言、普及、実現を目指します。

令和2年6月15日 文責:倉山満

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