◆◆ 救国シンクタンクメールマガジン 25/07/21号 ◆◆
これまで、自衛隊を軍事組織化するための方策などを述べてきました。その際、軍隊と警察に対する任務付与方式について、「ネガ・リスト方式」と「ポジ・リスト方式」の違いがあることを述べました。ここでは、その違いについて具体的に例示を用いて説明したいと思います。
あくまでも理解をしてもらうための例示であるとお断りしておきます。
民法の第5条に、「未成年者が法律行為をするには、その法定代理人(保護者等)の同意を得なければならない」とあり、未成年者自身が法律行為をするには同意がいるのです。
例えば、未成年者の父親が複数のお店、例えばA店舗として八百屋と果物屋、他にもB店舗として魚屋も営んでいるとしましょう。その息子である未成年者は、A店舗で行われている八百屋及び果物屋の商売を手伝っていました。保護者の父親がB店舗に行くから、息子に店の留守番をさせました。この場合、息子(未成年者)は、A店舗の営業で、どこまで自主裁量権を得ているでしょうか。
息子(未成年者)は、売買するには法定代理人となる父親の指示を得なければなりません。
「お父さん、鈴木さんがキュウリ5本、佐藤さんが大根3本、山本さんがメロン2個を買ってくれるよ。売っていいかな」のように都度許可を得なければなりません。この間、父親がB店舗で忙しくて電話に直ぐに出られなかったため、八百屋のレジには更にお客様が並んでいます。
このような商売の仕方では、A店舗を任された息子も自分で自由に商売ができないし、お客さんも大迷惑です。
そこで、父親がその息子に対して、「A店舗の店長として任せるから、独りでやってみろ」とお店を任せることとしました。
この場合は民法第6条の登場です。同条には未成年者の営業の許可として、「一種又は数種の営業を許された未成年者は、その営業に関しては、成年者と同一の行為能力を有する」とされ、
店長を任された未成年者は、A店舗での営業活動は成年者と同一の行為能力を有します。つまりA店舗で扱う野菜や果物の販売では父親と同じ営業をすることが可能になるのです。
通常の売買の範囲においては原則無制限で、誰の許可を得ることもなく、未成年者の店長は売買ができます。これこそが原則無制限の状態です。特に禁止事項(ネガティブリスト方式での任務付与)がなければ、彼は店長として完全に自主裁量権を持ちます。
これなら、店長が未成年でも立派に店舗として成り立つでしょう。しかし、都度父親の許可を得て営業をするいわゆる「ポジティブ・リスト方式で任務付与」される場合はどうでしょう。父親と息子(未成年者)との電話でのやり取りが必要であり、時間がかかることに加えて意思疎通に錯誤の生じる可能性もあります。
ネガティブ・リスト方式とポジティブ・リスト方式で任務付与される違いとは、実際に任務の付与の仕方が異なりますが最大の特徴は、ネガティブ・リスト方式では原則無制限で行動できることです。これに対してポジティブ・リスト方式は任務付与されたことしか行動できないこととなります。
これを軍隊に当てはめて考えてみましょう‥‥
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◆◆ 救国シンクタンク第9回フォーラム ◆◆
◇日 時:2025年8月3日 15時開演
◇場 所:星陵会館 東京都千代田区永田町2丁目16−2
◇テーマ:「戦後80年 救国に向けて、大事な論点」
◇出演者:
倉山 満 救国シンクタンク 理事長兼所長
渡瀬 裕哉 救国シンクタンク 研究員
内藤 陽介 救国シンクタンク 研究員
小川 清史 救国シンクタンク 研究員
江崎 道朗 救国シンクタンク 客員研究員
金子 洋一 救国シンクタンク 客員研究員
◇プログラム:
開演
開会挨拶
第一部 倉山 満による基調講演
第二部 各出演者による講演
第三部 会員と研究員によるQ&A
閉会挨拶
閉演
※プログラムは変更する場合もございますので予めご了承ください。
◇お申込み:
下記URLからお申込みください。
【会員様無料チケット】メルマガ、HP会員ページをご覧ください。
【一般ご来場者様チケット】https://kyuukoku-forum-9-general.peatix.com/view
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【第12回】 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会
◆開催日時:令和7年9月28日(日)14:00~17:45(13:30受付開始)
【場 所】TKP秋葉原カンファレンスセンター
〒101-0021 東京都千代田区外神田1-1-8 東芝万世橋ビル
【テーマ】「地方自治体の規制改革」
【講 師】渡瀬 裕哉 救国シンクタンク理事・研究員
【プログラム】※プログラムは変更する場合がございます。
受 付:13:30
開 会:14:00
・活動報告:地方議員の活動成果報告
・セミナー
閉 会 :17:45
※セミナーの後に懇親会を予定しております。別途お申込みとなります。
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://kyuukoku-seminar-12.peatix.com/
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)
本セミナーは、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。
減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。
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《救国シンクタンク叢書 シリーズ第7弾完成》
【国家防衛分析プロジェクト 徹底検証 防衛力抜本強化】
救国シンクタンク (編集), 江崎 道朗 (著)
◇防衛に関するスペシャリスト・安全保障に精通する専門家との対話形式で進む現代の防衛について知識を深めることができる1冊です。
2022年12月岸田政権は、5年間で43兆円の防衛関係費を閣議決定し、防衛力の抜本強化に乗り出した。これまで防衛力の強化が出来なかったことが「安保三文書」の策定、予算倍増しただけで出来るようになるのか?
本書籍では防衛に関連した各専門家との対談形式で、「安保三文書」の背景、狙い、課題について説明されています。
国際情勢やAI、ウクライナ民兵ドローン部隊等最新の興味深い内容を交えて説明された現代の国家防衛が徹底的に検証された一冊です。
価格:990円(税込)
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《救国シンクタンク翻訳叢書 第二弾完成!》
【 大きな政府の社会主義を打ち破れ!: アメリカの未来を救う】
ニュート・ギングリッチ (著), ダニエル・キエロン・マニング (翻訳),
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
『大きな政府の社会主義を打ち破れ!: アメリカの未来を救う(Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future)』を救国シンクタンク翻訳叢書として出版いたしました。

翻訳叢書プロジェクトは皆様のご寄付により2冊の書籍を出版することができました。
誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
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《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》
【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。
経済、人口統計、政治動向を通じて、アメリカ政治がこれまでどこにあったのか、どのように変化していったのか。本書『Leave Us Alone』は、アメリカ政治をより深く理解するための必読の書である。
www.amazon.co.jp/dp/4434328867
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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》
救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト
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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」
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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)
いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉
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