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小川清史メルマガ第28回「日本は世界政策を持っているか」-国境警備と領土警備について-
◆◆救国シンクタンクメールマガジン 25/06/16号◆◆
前回は、「政軍関係とは何か」について述べました。今回は、日本の国防上の観点からは取り上げられることが少ない警備の観点から、国境警備と領土警備について述べたいと思います。
日本は四面環海のため地上の国境がありません。そのため、日本の国境は領海、領空の境が国境となります。公海及び公空と接する場所もあり、他国と国境を接しているのはほとんどがEEZを介して他国と接している状態となっています。ちなみに日本のそれぞれ東西南北の領土は以下の通りで、一般人が到達することができるのは最西端の与那国島だけです。
最東端:東京都小笠原村の南鳥島(北緯24度17分、東経153度59分)
最西端:沖縄県八重山諸島の与那国島の西崎(北緯24度27分、東経122度56分)
最北端:北方領土の択捉島の最北端であるカモイワッカ岬(北緯45度33分)
最南端:沖ノ鳥島(満潮時にも北小島と東小島の2つの岩が存在)(北緯20度25分31秒)
日本の領海は領土から12海里の地域内となりますが、他国との距離が近い場合には中間線をもって領海と定めることとなっています。しかし、日本との国境を相互の領土からの中間線とはしないと主張しているのは中国と韓国です。東シナ海では中国の大陸棚が沖縄トラフまで自然に延長していると主張していますが具体的な境界線を示さないまま、東シナ海の資源を巡って対立しています。韓国も以前は中間線を基準とする立場をとっていましたが、2006年に中間線の起点となる島を鬱陵島から竹島に変更し、境界画定について独自の主張をしており、未だに境界線については日本と合意しようとしていません。ロシアとも接していますが、北方四島をロシアが不法占拠した状態であり日本の本来の領海、領空には主権を行使出来ない状況が継続しています。
ちなみに、その他に隣接する国と地域としては、米国、ミクロネシア連邦、パラオ共和国、フィリピン、台湾、北朝鮮が該当します。そして米国以外とはEEZ(沿岸国が沿岸から200海里を越えない範囲で定めることができ、天然資源の探査、開発、保存及び管理のための主権的権利等を有する海域)まで含めるとその境界が画定されていない状況にあります。境界が画定していないために、経済・外交上等で大いなる支障を来たしている中、海上保安庁が専属的に警備をしています。しかしながら、陸地から12海里となる日本の領海についてはほとんど確定しているといえるでしょう‥‥
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