◆◆救国シンクタンクメールマガジン 25/04/13号◆◆
アメリカの国防次官(政策担当)に指名されていたエルブリッジ・コルビー氏が4月8日に議会に承認されました。コルビー氏は、トランプ政権1期目の2017~2018年に国防次官補代理(戦略・戦力開発担当)として、国家防衛戦略を中心になってまとめ上げた戦略家です。2期目のトランプ政権でも、ヘグセス国防長官の右腕として戦略的な立場から政策展開に辣腕をふるうものと考えられます。コルビー氏は幼少期に父親の仕事の都合で7年を日本で過ごした知日派でもあります。私はバイデン政権時の2022年にワシントンD.C.でコルビー氏と会談しましたが、ウクライナ戦争に注力しすぎて中国への対応がおろそかになっていることを深く憂慮していたのが印象的でした。今回はコルビー氏が考えるアメリカのインド太平洋戦略について分析します。
コルビー氏が主導的な役割を果たしてまとめ上げた2018年の国家防衛戦略は、アメリカに対する中国の挑戦への対応に力点を置くもので、中国を「修正主義勢力(Revisionist Power)」として最大の脅威であると位置づけました。当時のアメリカは、「テロとの戦い」のためにイラクやアフガニスタンの泥沼に踏み込んで軍事力を消耗していました。トランプ政権の前のオバマ政権は、中国が軍事力を急拡大して南シナ海の沿岸諸国間で領有権が競合する島々を一方的に埋め立てて軍事基地化し、南シナ海全域に勢力圏を拡大するのを見て、軍事力の「アジアへのピボット」により「リバランス」することを唱えましたが、イスラム国(IS)やタリバンなどの中東の脅威対処に忙殺され、かけ声倒れに終わってしまいました。
アメリカがインド太平洋へと舵を切る具体的な戦略を展開したのが1期目のトランプ政権でした。2018年の国家防衛戦略では‥‥
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今回のメルマガではトランプ政権のインド太平洋戦略について小野田客員研究員が解説しています。
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【第11回】 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会
◆開催日時:令和7年5月25日(日)14:00~17:45(13:30受付開始)
【場 所】TKP秋葉原カンファレンスセンター
〒101-0021 東京都千代田区外神田1-1-8 東芝万世橋ビル
【テーマ】「官民連携 水道施設民営化」
【講 師】渡瀬 裕哉 救国シンクタンク理事・研究員
【プログラム】※プログラムは変更する場合がございます。
受 付:13:30
開 会:14:00
・活動報告:地方議員の活動成果報告
・セミナー
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・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
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《救国シンクタンク叢書 シリーズ第7弾完成》
【国家防衛分析プロジェクト 徹底検証 防衛力抜本強化】
救国シンクタンク (編集), 江崎 道朗 (著)
◇防衛に関するスペシャリスト・安全保障に精通する専門家との対話形式で進む現代の防衛について知識を深めることができる1冊です。
2022年12月岸田政権は、5年間で43兆円の防衛関係費を閣議決定し、防衛力の抜本強化に乗り出した。これまで防衛力の強化が出来なかったことが「安保三文書」の策定、予算倍増しただけで出来るようになるのか?
本書籍では防衛に関連した各専門家との対談形式で、「安保三文書」の背景、狙い、課題について説明されています。
国際情勢やAI、ウクライナ民兵ドローン部隊等最新の興味深い内容を交えて説明された現代の国家防衛が徹底的に検証された一冊です。
価格:990円(税込)
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《救国シンクタンク翻訳叢書 第二弾完成!》
【 大きな政府の社会主義を打ち破れ!: アメリカの未来を救う】
ニュート・ギングリッチ (著), ダニエル・キエロン・マニング (翻訳),
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
『大きな政府の社会主義を打ち破れ!: アメリカの未来を救う(Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future)』を救国シンクタンク翻訳叢書として出版いたしました。
翻訳叢書プロジェクトは皆様のご寄付により2冊の書籍を出版することができました。
誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
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《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》
【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。
経済、人口統計、政治動向を通じて、アメリカ政治がこれまでどこにあったのか、どのように変化していったのか。本書『Leave Us Alone』は、アメリカ政治をより深く理解するための必読の書である。
www.amazon.co.jp/dp/4434328867
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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》
救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト
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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」
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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)

いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉
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