◆◆救国シンクタンクメールマガジン 25/03/12号◆◆
情報史学研究家の江崎道朗です。
今回のテーマは、「軍人の生活の質の向上を最優先課題として掲げた2025会計年度の国防権限法」です。
日本政府は自衛官の待遇向上に向けて、以下の具体的な取り組みを進めています。
https://www.mod.go.jp/j/policy/agenda/meeting/drastic-reinforcement/pdf/siryo04_02.pdf
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/jieikan/gijisidai/dai4/sankou.pdf
第一に、処遇改善です。
給与・手当の引き上げとして 2028年度に自衛官の俸給表を改定し、給与を引き上げる予定です。また、 若手自衛官に対し、採用後6年間で120万円の給付金を支給、自衛官任用一時金を約12万円増の約34万円に引き上げます。
次に新規手当の創設と既存手当の拡充として、航空管制業務、航空機整備、野外演習等に従事する隊員向けの新たな手当を創設します。また、災害派遣等手当、航空手当など、既存の25の手当について金額引き上げや対象拡大を行います。
第二が勤務環境の改善です。
生活環境の向上として営舎内居室の個室化を進める共に、艦艇乗組員の生活・勤務環境を改善します。また、通信環境の整備として艦艇乗組員が遠洋航海中もスマートフォンを使用できるよう、2027年度までにスターリンクを導入します。
第三が新たな生涯設計の確立です。
まず再就職支援の強化として警察、消防、海上保安庁、地方自治体など公共部門での採用拡大を目指します。また、民間企業の幅広い業界に退職自衛官の採用を働きかけます。次に若年定年制への対応として一般隊員の定年について2歳程度の引き上げを検討しています。
このように岸田政権が防衛費倍増を打ち出したことと、アベノミクス効果で人手不足になり、自衛官の募集で苦労していることから、自衛官の待遇改善が進められているわけです。
国を守るための自衛官をないがしろにする日本はおかしいと怒る方がいますが、実はどこの国でも軍人の待遇改善には苦しんでいます。お隣の台湾では、軍人の給与が民間に比べてあまりにも安く、軍人志望者が少ないことが実は大きな問題になっています。
そして実は世界最大の軍事大国であるアメリカもまた、軍人の待遇の悪さが問題になって‥‥
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【第10回】 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会
◆開催日時:令和7年3月30日(日)14:00~17:45(13:30受付開始)
【場 所】TKP新橋汐留ビジネスセンター
東京都港区新橋4-24-8 2東洋海事ビル
【テーマ】「日米グラスルーツ比較講座」 各種業界団体との関わり方〜よりよい政策提言に向けて〜
【講 師】渡瀬 裕哉 救国シンクタンク理事・研究員
【プログラム】※プログラムは変更する場合がございます。
受 付:13:30
開 会:14:00
・活動報告:地方議員の活動成果報告
・セミナー
閉 会 :17:45
※セミナーの後に懇親会を予定しております。別途お申込みとなります。
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/4284217
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)
本セミナーは、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。
減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。
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《救国シンクタンク翻訳叢書 第二弾完成!》
【 大きな政府の社会主義を打ち破れ!: アメリカの未来を救う】
ニュート・ギングリッチ (著), ダニエル・キエロン・マニング (翻訳),
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
『大きな政府の社会主義を打ち破れ!: アメリカの未来を救う(Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future)』を救国シンクタンク翻訳叢書として出版いたしました。
翻訳叢書プロジェクトは皆様のご寄付により2冊の書籍を出版することができました。
誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
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《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》
【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。
経済、人口統計、政治動向を通じて、アメリカ政治がこれまでどこにあったのか、どのように変化していったのか。本書『Leave Us Alone』は、アメリカ政治をより深く理解するための必読の書である。
www.amazon.co.jp/dp/4434328867
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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》
救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト
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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」
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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)

いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉
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(文責:事務局)