◆◆救国シンクタンクメールマガジン 2025/03/01号◆◆
救国シンクタンクでは、国内外のニュースを倉山塾有志のご協力により集積しています。
集積は倉山満所長・内藤陽介客員研究員によってスクリーニングされ、その中からさらに注目したものを抽出して、研究員がディスカッションを行います。
今回は2月28日開催の第247回研究会で取り上げた注目ニュースをご紹介いたします。
なお数字は、別添のExcelのニュース集積表の番号です。
緑色(最注目)と黄色(注目)のマーキングには研究員コメントが記載されています。
今週のTOPニュース 国際148
148【米国】ヴァンス氏、言論の自由への懸念からドイツからの米軍撤退を提案 Politico 2025/02/22
【研究員コメント】歴代のドイツの政権は、難民問題が深刻化し、一般のドイツ国民の生活が脅かされても、移民政策の転換を頑強に拒否し続けただけでなく、経済効率を無視した再生可能エネルギーへの転換を強引に進めてきた。こうした実情を激しく攻撃してきたAfDは政権批判票の受け皿になってきただけでなく、アリス・ワイデル共同党首は、経済学の博士号を持つ46歳の女性で同性愛者というキャラクターに加え、イーロン・マスクやハンガリーのオルバンなど他国の要人との接触に力を注ぎ、有権者のAfDに対する抵抗感を弱める戦略を取ることに努め、ドイツ国民の支持を集めた。
さらに、近年のドイツでは、既存の大手メディアが民意を無視してAfDを一方的に”極右“扱いして批判を繰り返したことに加え、ドイツの既存政党が“極右(と認定された勢力)”との協力を拒否する“防火壁”論への国民の不満がSNSを中心に鬱積。今月14日には、米国のバンス副大統領もミュンヘンでの安全保障会議で「(民主主義において)防火壁の余地はない」と演説し、ドイツ政界を批判し、AfDへの実質的な支持を表明していた。
米国としては、「ドイツ(政府)よ、いい加減に夢想的なリベラル言説に酔いしれて現実から目をそらし続けるのは止めないと、我々はもう付き合いきれない。そんなに勝手なことをし続けたければすきに知ればいい。我々は欧州から手を引くから、ドイツが代わりに責任をもって欧州の防衛を担当すればいいじゃないか。あとで泣きを見ても知らないからな」と啖呵を切った格好。(内藤)
ただし、この場合の口実は本気(渡瀬)

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【第10回】 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会
◆開催日時:令和7年3月30日(日)14:00~17:45(13:30受付開始)
【場 所】TKP新橋汐留ビジネスセンター 東京都港区新橋4-24-8 2東洋海事ビル
【テーマ】「日米グラスルーツ比較講座」各種業界団体との関わり方〜よりよい政策提言に向けて〜
【講 師】渡瀬 裕哉 救国シンクタンク理事・研究員
【プログラム】※プログラムは変更する場合がございます。
受 付:13:30
開 会:14:00
・活動報告:地方議員の活動成果報告
・セミナー
閉 会 :17:45
※セミナーの後に懇親会を予定しております。別途お申込みとなります。
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/4284217
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)
本セミナーは、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。
減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。
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《救国シンクタンク翻訳叢書 第二弾完成!》
【 大きな政府の社会主義を打ち破れ!: アメリカの未来を救う】
ニュート・ギングリッチ (著), ダニエル・キエロン・マニング (翻訳),
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
『大きな政府の社会主義を打ち破れ!: アメリカの未来を救う(Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future)』を救国シンクタンク翻訳叢書として出版いたしました。
翻訳叢書プロジェクトは皆様のご寄付により2冊の書籍を出版することができました。
誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
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《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》
【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。
経済、人口統計、政治動向を通じて、アメリカ政治がこれまでどこにあったのか、どのように変化していったのか。本書『Leave Us Alone』は、アメリカ政治をより深く理解するための必読の書である。
www.amazon.co.jp/dp/4434328867
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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》
救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト
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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」
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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)

いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉
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(文責:事務局)