内藤陽介の「メルマガで世界を読む」第58回「呪詛の容疑で政治家が逮捕される国」

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◆◆救国シンクタンクメールマガジン 2025/02/24号◆◆

 

アフリカ大陸の西端に、セネガルとギニアに挟まれたギニアビサウという小国がある。旧ポルトガル領で人口は200万人弱。工鉱業がほぼ存在せず、労働力の8割が従事する主要産業の農業も稲作などの自給農業が中心で、しかも国内需要すら満たせないほど生産性が低く、識字率も低いために経済発展の基礎的な条件が欠落しており、世界最貧国のひとつとなっている。

 

アフリカ大陸のギニアビサウ本土と、その数10km沖合いに位置するビサゴス諸島で構成されているが、同諸島は2500平方キロの範囲に約90の島々が散らばっており、中央政府の管理が届かないため、ラテンアメリカから欧州への麻薬密輸の中継点となっていることでも知られているが、基本的には、日本の報道で取り上げられることはほぼない。

 

そのギニアビサウで、2月16日、クーデターを成功させるために生贄を伴う”秘教的儀式”に参加していたとして、野党ギニア・カボベルデ独立アフリカ党(PAIGC)のフラビオ・バチカ・フェレイラ議員が逮捕された。権威主義国家が反政府勢力を恣意的に逮捕する例は珍しくないが、”呪詛“を理由とした逮捕というのは現在ではかなり珍しい事例なのではないだろうか。

 

そもそも、ギニアビサウでは、1974年11月の独立以来、ながらくギニア・カーボベルデ独立アフリカ党(PAIGC)による一党独裁体制が続いていたが、東西冷戦の終結を受け、1990年に複数政党制に移行。しかし、1998年のクーデター未遂事件を機に、一党独裁時代から政権の座にあったジョアン・ヴィエイラ大統領派とアンスマネ・マネひきいる反政府派の間で内戦が勃発する。内戦そのものは1999年にマネ派の勝利で終結したが、そのマネも2001年には暗殺され、政情は不安定化する。

 

こうした中で‥‥

 

 

 

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【第10回】 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会

 

◆開催日時:令和7年3月30日(日)14:00~17:45(13:30受付開始)

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東京都港区新橋4-24-8 2東洋海事ビル

【テーマ】「日米グラスルーツ比較講座」

各種業界団体との関わり方 〜よりよい政策提言に向けて〜

【講 師】渡瀬 裕哉 救国シンクタンク理事・研究員

【プログラム】※プログラムは変更する場合がございます。

受 付:13:30

開 会:14:00

・活動報告:地方議員の活動成果報告

・セミナー

閉 会 :17:45

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《救国シンクタンク翻訳叢書 第二弾完成!》

【 大きな政府の社会主義を打ち破れ!: アメリカの未来を救う】

ニュート・ギングリッチ (著), ダニエル・キエロン・マニング (翻訳),

監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)

救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作

『大きな政府の社会主義を打ち破れ!: アメリカの未来を救う(Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future)』を救国シンクタンク翻訳叢書として出版いたしました。

Amazon.co.jp: 大きな政府の社会主義を打ち破れ!: アメリカの未来を救う (救国シンクタンク叢書) : ニュート・ギングリッチ, ダニエル・キエロン・マニング, 渡瀬 裕哉: 本
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翻訳叢書プロジェクトは皆様のご寄付により2冊の書籍を出版することができました。

誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 

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《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》

【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】

監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)

全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。

経済、人口統計、政治動向を通じて、アメリカ政治がこれまでどこにあったのか、どのように変化していったのか。本書『Leave Us Alone』は、アメリカ政治をより深く理解するための必読の書である。

www.amazon.co.jp/dp/4434328867

 

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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》

Amazon.co.jp: 救国シンクタンク叢書 皇位継承問題 : 救国シンクタンク: 本
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救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。

皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。

《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》

救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト

 

 

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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》

『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)

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救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」

 

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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》

『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)

救国シンクタンク叢書 なぜレジ袋は「有料化」されたのか
「ほぼ毎日のペースで新たに増加する規制は、日本経済に目に見えないコストを課しています。それらの累計額は計り知れない規模になっていますが、日本政府はその全容を把握することなく、今日も制御基盤が壊れたマシーンのように新たな規制を作り続けています」。本書はそのような規制のうち、誰もが知っている「レジ袋の有料化」という規制につ...

いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉

 

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(文責:事務局)

 

 

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