内藤陽介の「メルマガで世界を読む」第45回「きょう開幕のCOP29にタリバンが初参加」

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◆◆救国シンクタンクメールマガジン 2024/11/11号◆◆

きょう(11日)から22日まで、アゼルバイジャンの首都バクーで国連気候変動枠組み条約第29回締約国会議(COP29)が開催されます。今回は、会議そのものの内容もさることながら、アフガニスタンを実効支配するイスラム主義組織タリバンの暫定政権が、2021年8月のタリバン復権以来、初参加(議決権のないオブザーバー参加)することが注目されています。

COPは“締約国会議”を意味する“Conference of the Parties”の略で、用語の本来の意味でいえば、多くの国際条約においてさまざまなCOPが存在していますが、特に注釈なしにこの語がつかわれる場合、気候変動に関する国際条約のCOP(国連気候変動枠組条約締約国会議)を指すことが多くなっています。

1992年にブラジルで開催された“国連環境開発会議(地球サミット)”では、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)が採択され、全締約国に対して温室効果ガス削減の計画策定と実行、排出量の実績を公表することなど、原則や大まかなルールが定められました。

気候変動に関するCOPは、その具体的な行動計画や目標を設定する場として設けられているもので、毎年10月~12月頃、約200の締約国の政府をはじめ、研究機関や企業などが議長国に集まり、約2週間にわたって、主に①気候変動によって生じている問題の状況と、その対策、②各国の取り組み事例や温室効果ガスの削減の進捗状況の報告、③気候変動対策の方針に対する締約国間での合意形成、④具体的な行動計画の策定、等について討議するもので、COPの後ろに開催回数をつけた形で表される(2024年は29回目の開催となるためCOP29)のが慣例となっています。

議長国=開催国は国連が分類する5つの地域グループの持ち回りで開催され、東欧グループの順番となっていた2024年については‥‥

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■ 救国シンクタンク第8回フォーラム 11月23日 ■
◇日 時:2024年11月23日 15時開演
◇場 所:星陵会館 東京都千代田区永田町2丁目16−2
◇テーマ:「米大統領選後の世界」(中東情勢と台湾情勢を内容に追加)
◇出演者
前嶋 和弘  上智大学総合グローバル学部教授
松本 佐保  日本大学国際関係学部教授
西岡 力   モラロジー道徳教育財団教授・麗澤大学客員教授
倉山 満   救国シンクタンク 理事長兼所長
渡瀬 裕哉  救国シンクタンク 研究員
内藤 陽介  救国シンクタンク 研究員
中川 コージ 救国シンクタンク

◇プログラム
  開演 15時
  開会挨拶
  第一部 各出演者による講演
  休憩
  第二部 クロストーク「米大統領選の世界」
  閉会挨拶
  閉演 18時半
  ※プログラムは変更する場合もございますので予めご了承ください。

◇お申込み
下記URLからお申込みください。
【会員様限定チケット】無料ご招待となります。メルマガをご参照ください。
【一般有料チケット5500円】https://peatix.com/event/3908203
チケットのお申込みはお早めに!

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《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》
【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。
経済、人口統計、政治動向を通じて、アメリカ政治がこれまでどこにあったのか、どのように変化していったのか。本書『Leave Us Alone』は、アメリカ政治をより深く理解するための必読の書である。
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救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト

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救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
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(文責:事務局)

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