内藤陽介の「メルマガで世界を読む」第38回「スリランカでマルキストの大統領」

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◆◆救国シンクタンクメールマガジン 2024/9/23号◆◆

デフォルト(債務不履行)宣言から2年余りが経過したスリランカで、21日に大統領選の決選投票が行われ、昨日(22日)、同国選管は、野党・人民解放戦線(JVP)の党首でマルクス・レーニン主義者のアヌラ・クマーラ・ディサーナーヤカ候補が勝利したと発表しました。スリランカで、マルキストであることを公言する人物が大統領になるのは、これが初めてです。

ちなみに、スリランカの国名は、1948年の独立時にはセイロンでしたが、1972年、スリランカ共和国に改称され、さらに、1978年9月の憲法改正により、“スリランカ民主社会主義共和国”となって現在に至っていますが、実際の政体は、複数政党制による間接民主主義を行っている民主共和制国家です。

現行のスリランカ憲法では、大統領は任期5年で国民の直接選挙で選ばれることが規定されていますが、死亡や辞任などによって大統領が不在となった場合には、首相を大統領代行としたうえで、7日以内に、スリランカ議会が大統領選挙に出馬資格のある国会議員の中から新大統領を選出することになっています。その場合、新大統領の任期は前大統領の残り任期を継承するものとされていますが、前回の2022年の大統領選挙は、国外に逃亡したゴーターバヤ(ゴタバヤとも)・ラージャパクサ(ラジャパクサとも)前大統領の後任を選ぶためのものであったため、この時当選したラニル・ウィクラマシンハ(現職大統領)の任期は、ゴーターバヤの残り任期である2024年11月までとなっていました。したがって、今回の大統領選挙は、任期満了に伴うものという扱いになります。

マヒンダおよびゴーターバヤのマヒンダ兄弟による政治の私物化と過剰な対中接近により悪化の一途をたどっていスリランカ経済は‥‥

今回のメルマガでは、スリランカで、マルキスト(マルクス・レーニン主義者)として初めて大統領になった、アヌラ・クマーラ・ディサーナーヤカ候補について、内藤陽介研究員が解説しています。ぜひ、会員向けメルマガで全文をご確認ください。

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《第8回 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会》

◆開催日時:令和6年11月3日(日)14:00~17:30(13:30受付開始)
【場 所】TKP新橋汐留ビジネスセンターホール401
東京都港区新橋4-24-8 2東洋海事ビル 4階 
【テーマ・講 師】
「正しい多文化共生セミナー」
 内藤 陽介 救国シンクタンク研究員・理事
【プログラム】※プログラムは変更する場合がございます。
受 付:13:30
開 会:14:00 
・活動報告:地方議員の活動成果報告
・セミナー
・閉 会 :17:30 
※セミナーの後に懇親会を予定しております。別途お申込みとなります。
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/4105298
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)

本セミナーは、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。
減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。

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■ 救国シンクタンク第8回フォーラム 11月23日 ■
◇日 時:2024年11月23日 15時開演
◇場 所:星陵会館 東京都千代田区永田町2丁目16−2
◇テーマ:「米大統領選後の世界」(中東情勢と台湾情勢を内容に追加)
◇出演者
前嶋 和弘  上智大学総合グローバル学部教授
松本 佐保  日本大学国際関係学部教授
西岡 力   モラロジー道徳教育財団教授・麗澤大学客員教授
倉山 満   救国シンクタンク 理事長兼所長
渡瀬 裕哉  救国シンクタンク 研究員
内藤 陽介  救国シンクタンク 研究員
中川 コージ 救国シンクタンク

◇プログラム
  開演 15時
  開会挨拶
  第一部 各出演者による講演
  休憩
  第二部 クロストーク「米大統領選の世界」
  閉会挨拶
  閉演 18時半
  ※プログラムは変更する場合もございますので予めご了承ください。

◇お申込み
下記URLからお申込みください。
【会員様限定チケット】無料ご招待となります。メルマガをご参照ください。
【一般有料チケット5500円】https://peatix.com/event/3908203
チケットのお申込みはお早めに!

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《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》
【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。
経済、人口統計、政治動向を通じて、アメリカ政治がこれまでどこにあったのか、どのように変化していったのか。本書『Leave Us Alone』は、アメリカ政治をより深く理解するための必読の書である。
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皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト

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救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
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翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
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