中川コージの「紅と橙の狭間で。」 第007回「キャビアとメローニ」

投稿 [ Blog ]
サムネ24-08-07

◆◆救国シンクタンクメールマガジン24/08/07号◆◆

戦略科学者、自称「マッドサイエンティスト」の中川です。

 まずはご挨拶替わりにソフトな話題。高級フレンチなんかでよく出てくるキャビアといえば、往年の『007』でも怪しいロシア人がキャビア製造していたりと、勝手なイメージとして、ロシア産が圧倒的にシェアをもってるんじゃなかろうかと思っていたんですが、「世界のキャビアの60%が中国産となった」そうです。へぇ。
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2024-08/03/content_117337270.htm

 三中全会のコミュニケが発表されました。すでに三中全会閉幕の7月18日から二週間以上が経過していますので、読者の皆さんも日本のメディア上でその評価をご覧になっている方も多いかと思います。それらのメディアで主に語られていましたが、予てより想定されていた通りチャイナ内不動産バブル崩壊に関連する「ぼんやりとした」経済対策が目につきました。明確さに欠けるものです。また、不動産コロガシ収入に頼ってきた地方政府財政が一層厳しくなっているので、中央から地方への税項目の一部移管など(「消費税」の税収部分。ちなみに、日本の消費税と漢字は一緒ですが、チャイナの「消費税」は酒タバコ化粧品貴金属などの嗜好品・贅沢品税です。日本の消費税は「増値税」に該当します。)も公表されました。
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1805904234873435027&wfr=spider&for=pc
その他、少子化対策も諸々の対策が出てますし、習近平指導部三期目が終わる2027を超えて2029年の目標などが発表されて、四期目までやる「予告編」だったのでは、という論評もまた可能性としてはありえる話でしょう。

具体的な経済対策として、相変わらずの半導体を中心とした先端技術分野・生産への力の入れようが目立ちました。習近平さんは「供給サイド大好きおじさん」と呼ばれますが、消費マインドが低下して内需が落ち込んでいるチャイナ経済を鑑みれば、どう考えても需要サイドへの対策を講じなければならない局面です。そこで日本国内では、「裸の王様習近平さんに、誰か内需の重要性を教えてあげてください」というような、上から目線の話になってしまうわけですが、指導部はそんな初歩的なことは理解したうえで「供給サイド大好きおじさん」をやっているわけです。もちろん、それが経済的に適正な選択かどうかは別の話ですが。
それで、「じゃぁ、どうして相変わらず供給サイドに?」ということについては、僕自身は今回の先端技術分野投資熱継続とつなげて考えると‥‥

―――――――――――――――
今回のメルマガは中川コージ客員研究員が中国の習近平主席の「供給サイド大好きおじさん」ぶりを伝えています。全文は、ぜひ会員向けメルマガでご確認ください。

ご入会いただくとメルマガをお届け致します。
貴重な情報満載の過去のメルマガもすべてお読み頂けます。
【会員ページ】 https://kyuukoku.com/account/
【ご入会案内】 https://kyuukoku.com/support/

救国シンクタンクの理念に賛同し、活動にご協力いただける方は、ご入会の手続きをお願い致します。
(文責:事務局)

********************

《第7回 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会》

【※会場を変更いたしました】

◆開催日時:令和6年8月25日(日)14:00~17:30(13:30受付開始)
【場 所】TKP新橋汐留ビジネスセンターホール401
東京都港区新橋4-24-8 2東洋海事ビル 4階 
【テーマ・講 師】
「マニフェストの作り方」
~選挙戦略に欠かせないマニフェストとは~
 渡瀬 裕哉 救国シンクタンク研究員・理事
【プログラム】※プログラムは変更する場合がございます。
受 付:13:30
開 会:14:00 
・活動報告:地方議員の活動成果報告
・第一部 : マニュフェストの作成
・休 憩 
・第二部 : ワークショップ
・閉 会 :17:30 
※セミナーの後に懇親会を予定しております。別途お申込みとなります。
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/4031643
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)

本セミナーは、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。
減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。

***********************

■ 救国シンクタンク第8回フォーラム 11月23日 ■
◇日 時:2024年11月23日 15時開演
◇場 所:星陵会館 東京都千代田区永田町2丁目16−2
◇テーマ:「米大統領選後の世界」(中東情勢と台湾情勢を内容に追加)
◇出演者
前嶋 和弘  上智大学総合グローバル学部教授
松本 佐保  日本大学国際関係学部教授
西岡 力   モラロジー道徳教育財団教授・麗澤大学客員教授
倉山 満   救国シンクタンク 理事長兼所長
渡瀬 裕哉  救国シンクタンク 研究員
内藤 陽介  救国シンクタンク 研究員
中川 コージ 救国シンクタンク

◇プログラム
  開演 15時
  開会挨拶
  第一部 各出演者による講演
  休憩
  第二部 クロストーク「米大統領選の世界」
  閉会挨拶
  閉演 18時半
  ※プログラムは変更する場合もございますので予めご了承ください。

◇お申込み
下記URLからお申込みください。
【会員様限定チケット】無料ご招待となります。メルマガをご参照ください。
【一般有料チケット5500円】https://peatix.com/event/3908203
チケットのお申込みはお早めに!

********************

《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》
【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。
経済、人口統計、政治動向を通じて、アメリカ政治がこれまでどこにあったのか、どのように変化していったのか。本書『Leave Us Alone』は、アメリカ政治をより深く理解するための必読の書である。
www.amazon.co.jp/dp/4434328867

********************

《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》
https://amzn.asia/d/1MNqqko
救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト

********************

《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》
救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】https://youtu.be/1TpNv8USXkg
翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com

********************

《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
https://amzn.asia/d/d8WzmOf
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」

********************

《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)
https://amzn.to/3J6Wh0Y
いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉

********************

会員の皆様は、公式サイトの会員ページにて、過去のメルマガ配信履歴をいつでもお読み頂けます。
【会員ページ】 https://kyuukoku.com/account/
このメールは救国シンクタンク会員様にお送りしております。
継続的なご支援に深く感謝いたします。
お問い合わせ先:info@kyuukoku.com

(文責:事務局)

タイトルとURLをコピーしました