小野田治メルマガ寄稿No.005「岸田首相訪米成果(3)-スタンド・オフ防衛および極超音速への対抗能力」

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◆◆救国シンクタンクメールマガジン 24/07/14号◆◆

 

4月の日米首脳会談の成果とその後の進展について、前回は「日米防衛産業協力」と「地域の整備・補修能力の活用」を取り上げましたが、今回のテーマは、「日本のスタンド・オフ防衛および極超音速への対抗能力の実現」です。

 

「スタンド・オフ」という言葉は、相手の攻撃範囲の外に位置していることをいい、反対に相手の攻撃範囲内にいることを「スタンド・イン」といいます。したがって、「スタンド・オフ防衛」とは、日本の防衛力の範囲外からの攻撃をより遠方で阻止・排除することをいいます。このためには、攻撃を遠方から探知できるセンサー・ネットワークや射程の長いミサイル、相手が探知できないステルス戦闘機などが必要となります。

 

2022年末に策定された国家安全保障戦略と国家防衛戦略では、日本に対する武力攻撃として弾道ミサイルなどによる攻撃が行われる場合、これを防ぐのにやむを得ない必要最小限度の自衛の措置として、相手の領域に対する「反撃能力」を新たに整備することとされました。この「反撃能力」の発揮に、スタンド・オフ防衛能力などを活用するとしています。弾道ミサイルや巡航ミサイルは、地上のミサイル・システム、海上の艦艇、あるいは航空機から発射されますが、反撃の目標はこれらの発射プラットフォームだけでなく、センサーや通信システムを含むシステム全体が含まれます。

 

日米首脳共同声明では、「我々は、日本独自のスタンドオフ・プログラムを強化するためのアメリカの物資及び技術支援の提供を含め、日本の一連の反撃能力の効果的な開発及び運用に向けた二国間協力を深化させることを決意する」とし、「米国は、日本がトマホーク陸上攻撃ミサイル(TLAM)システムの運用能力を獲得するための訓練パイプラインと艦船改造を開始することへのコミットメントを表明した」とされていますが、これが何を意味しているのか、読み解いてみましょう。。

 

スタンド・オフ防衛能力を国内開発するには技術的な課題の解決や試験、製造など、実配備まで相当の時間がかかります。そこでまず

 

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今回のメルマガでは日米首脳会談の成果に関する「スタンド・オフ防衛および極超音速への対抗能力」について小野田客員研究員が解説しています。

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《第7回 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会》

 

【※会場を変更いたしました】

 

◆開催日時:令和6年8月25日(日)14:00~17:30(13:30受付開始)

【場 所】TKP新橋汐留ビジネスセンターホール401

東京都港区新橋4-24-8 2東洋海事ビル 4階

【テーマ・講 師】

「マニフェストの作り方」

~選挙戦略に欠かせないマニフェストとは~

渡瀬 裕哉 救国シンクタンク研究員・理事

【プログラム】※プログラムは変更する場合がございます。

受 付:13:30

開 会:14:00

・活動報告:地方議員の活動成果報告

・第一部 : マニュフェストの作成

・休 憩

・第二部 : ワークショップ

・閉 会 :17:30

※セミナーの後に懇親会を予定しております。別途お申込みとなります。

◆参加申込(Peatixにて受付いたします)

お申込みURL:https://peatix.com/event/4031643

・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)

・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)

 

本セミナーは、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。

減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。

 

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■ 救国シンクタンク第8回フォーラム 11月23日 ■

◇日 時:2024年11月23日 15時開演

◇場 所:星陵会館 東京都千代田区永田町2丁目16−2

◇テーマ:「米大統領選後の世界」(中東情勢と台湾情勢を内容に追加)

◇出演者

前嶋 和弘  上智大学総合グローバル学部教授

松本 佐保  日本大学国際関係学部教授

倉山 満   救国シンクタンク 理事長兼所長

渡瀬 裕哉  救国シンクタンク 研究員

内藤 陽介  救国シンクタンク 研究員

中川 コージ 救国シンクタンク

 

◇プログラム

開演 15時

開会挨拶

第一部 各出演者による講演

休憩

第二部 クロストーク「米大統領選の世界」

閉会挨拶

閉演 18時半

※プログラムは変更する場合もございますので予めご了承ください。

 

◇お申込み

下記URLからお申込みください。

【会員様限定チケット】 無料ご招待となります。メルマガをご参照ください。

【一般有料チケット5500円】https://peatix.com/event/3908203

チケットのお申込みはお早めに!

 

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《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》

【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】

監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)

全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。

経済、人口統計、政治動向を通じて、アメリカ政治がこれまでどこにあったのか、どのように変化していったのか。本書『Leave Us Alone』は、アメリカ政治をより深く理解するための必読の書である。

www.amazon.co.jp/dp/4434328867

 

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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》

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救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。

皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。

《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》

救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト

 

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《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》

救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作

『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】https://youtu.be/1TpNv8USXkg

翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。

◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com

 

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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》

『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)

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救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」

 

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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》

『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)

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いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉

 

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