◆◆救国シンクタンクメールマガジン 2024/07/10号◆◆
国債購入額の減額を決めるも詳細は次回に持ち越し
少し遅くなってしまったが、今回は先月13~14日の金融政策決定会合についての分析をお届けしたい。6月の金融政策決定会合において日銀がどのような方針を打ち出すかには大きな注目が集まっていた。前回4月の会合では現状維持としたものの、最近の円安の進行もあり日銀が批判を浴びていることから、6月の会合では何らかの措置が取られるのではないかと予想する向きも多かった。4月分の「金融政策決定会合における主な意見」などの日銀公表資料でも、円安を懸念した金融引き締めについては相当多くの委員が賛成していることがうかがえただけに、今回何らかの政策変更があることは明らかだったといってよい。
だが、今回の日銀の決定はやや意外なものだった。日銀は次回7月までの国債買い入れ額等については3月の金融政策決定会合の決定に沿って政策を継続する現行の方針を維持した一方、次回の7月の金融政策決定会合において今後1~2年程度の国債購入額の減額計画を策定するとした。減額計画の策定に当たっては、債券市場参加者会合を開催して市場参加者の意見も確認するという。国債購入額の減額の詳細は7月会合に持ち越されているため現状では何とも言えないが、金融政策決定会合後の総裁記者会見では、植田総裁から減額計画について「減額する以上、相応の規模となる」という発言があった。今回の決定をどのように評価すべきだろうか。
政策の予測可能性を高める工夫は評価
率直に言って、現時点では評価するのは極めて困難だというしかない。すべては7月会合で日銀がどのような計画を策定するつもりなのかということにかかっている。それがあいまいである以上、正確な評価は今後の日銀の情報発信を待つしかないというのが現状である。とりあえず、本稿では現時点での今回の方針に対する評価と今後どのような点に注意して日銀の情報発信を分析すべきかについて簡単な所見を述べたい。
まず、今回の政策決定について評価できる点から述べるなら‥‥
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《第7回 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会》
【※会場を変更いたしました】
◆開催日時:令和6年8月25日(日)14:00~17:30(13:30受付開始)
【場 所】TKP新橋汐留ビジネスセンターホール401
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【テーマ・講 師】
「マニフェストの作り方」
~選挙戦略に欠かせないマニフェストとは~
渡瀬 裕哉 救国シンクタンク研究員・理事
【プログラム】※プログラムは変更する場合がございます。
受 付:13:30
開 会:14:00
・活動報告:地方議員の活動成果報告
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・休 憩
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※セミナーの後に懇親会を予定しております。別途お申込みとなります。
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
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減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。
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■ 救国シンクタンク第8回フォーラム 11月23日 ■
◇日 時:2024年11月23日 15時開演
◇場 所:星陵会館 東京都千代田区永田町2丁目16−2
◇テーマ:「米大統領選後の世界」(中東情勢と台湾情勢を内容に追加)
◇出演者
前嶋 和弘 上智大学総合グローバル学部教授
松本 佐保 日本大学国際関係学部教授
倉山 満 救国シンクタンク 理事長兼所長
渡瀬 裕哉 救国シンクタンク 研究員
内藤 陽介 救国シンクタンク 研究員
中川 コージ 救国シンクタンク
◇プログラム
開演 15時
開会挨拶
第一部 各出演者による講演
休憩
第二部 クロストーク「米大統領選の世界」
閉会挨拶
閉演 18時半
※プログラムは変更する場合もございますので予めご了承ください。
◇お申込み
下記URLからお申込みください。
【会員様限定チケット】 無料ご招待となります。メルマガをご参照ください。
【一般有料チケット5500円】https://peatix.com/event/3908203
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《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》
【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。
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www.amazon.co.jp/dp/4434328867
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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》
救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト
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《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》
救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】https://youtu.be/1TpNv8USXkg
翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com
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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」
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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)

いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉
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