◆◆救国シンクタンクメールマガジン 23/12/21号◆◆
このたび、救国シンクタンクの客員研究員に
なりました内藤陽介(ないとう・ようすけ)です。
倉山所長からは、国際情勢について、現状の動き
のみならず、その歴史的背景なども踏まえて分析
してくようにようにと仰せつかっておりますので、
週1で配信のメルマガでも、そうした内容を主に
発信していきたいと考えております。
さて、現在進行中のガザでの紛争は、紛争その
ものもさることながら、「第3次中東戦争からすで
に半世紀が過ぎたのだから、もう“現状維持”を
ベースに考えればいいじゃないか。これ以上、
パレスチナにリソースを割いても仕方ない」という、
トランプ時代の空気を完全に一掃してしまったこと
が重要で、本音では一般のパレスチナ住民の生活
(の改善)には無関心でありながら、“パレスチナの
大義”を掲げて自分たちの行動を正当化するテロリスト
等の活動の活発化を招いています。
イエメンのフーシ(派)による紅海での海賊行為も
その文脈で理解すべきだと筆者は考えています。
ガザ地区で大規模な紛争が続いている中、11月14日、
フーシの指導者、アブドルマリク・アル・フーシが紅海
とバブ・エル・マンデブ海峡でイスラエルの船舶を標的
にする可能性があると述べました。実際、11月19日に
は日本郵船の運行する船舶がフーシにより拿捕され、
その後も、同様の拿捕・攻撃事件があいいだため、現在、
西側諸国の船舶の多くはスエズ運河を利用できず、
喜望峰経由のルートを撮ることを余儀なくされている
のは周知のとおりです。
ところで、フーシはアラブの一員ですから、アラブ
の大義として“反イスラエル・親パレスチナ(今回は
親ハマース)”の立場を取ること自体は不自然ではない
のですが、イエメンとパレスチナは隣接しているわけ
ではなく、フーシ、イエメン政府のいずれも、これまで
パレスチナ問題に積極的に関与してきたわけではあり
ません。
それにもかかわらず、11月になって、突如、
“パレスチナの大義”を掲げて紅海を航行する船舶を
襲撃するようになった背景には、別の理由があった
と考えるのが自然でしょう。
この点については、‥‥‥
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(文責:事務局)
令和6年2月25日(日)
第4回 救国シンクタンクセミナー
自治体経営研究会 開催決定!
◆開催日時:令和6年2月25日(日)
14:00~17:30(13:30受付開始)
◆会 場 :東京都千代田区
◆主 催 :一般社団法人救国シンクタンク
◆講 師 :渡瀬裕哉研究員、小川清史客員研究員
◆プログラム(変更する場合がございます)
受 付:13:30
開 会:14:00 挨拶、事務連絡
第一部:14:05~15:20 渡瀬裕哉研究員
誰でも簡単に活かせる地方自治体の
世論調査の見方・やり方・使い方(75分)
休 憩:10分
第二部:15:30~16:40 小川清史客員研究員
国民保護について(70分)
休 憩:10分
第三部:16:50~17:20 質疑応答。(30分)
閉 会:17:25
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/3785408
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)
セミナーの後に懇親会を予定しております。
懇親会のご案内は別途お知らせいたします。
セミナーへの参加対象者は、地方自治体の首長・議員・
立候補予定者の方々を対象にしておりますが、
アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方も
ご参加いただけます。
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減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに
取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」を
ご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。
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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』のお知らせ》
『皇位継承問題』(2023年)発売中!
救国シンクタンク第7回フォーラム
「皇位継承問題」ダイジェスト
第一部では「皇位継承問題とは何か」を
皇學館大学現代日本社会学部教授新田均氏が、
「皇位継承問題と政治」については
産経新聞社論説委員長 榊原智氏が、
「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで
国際日本文化研究センター 名誉教授今谷明氏が、
「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は
憲法第十四条違反なのか」と題して
弁護士山本直道氏が、
そして「秋篠宮家の現在と未来」を
皇室評論家の髙清水有子氏が
それぞれの知見を持って論じる。
第二部では倉山満氏をモデレーターに、
それらの専門家が皇位継承問題について
白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが
描き出す今を表した必読の書。
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(文責:事務局)