江崎道朗メルマガ〈防衛省における背広組と制服組の対立は過去のものに?〉

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◆◆救国シンクタンクメールマガジン 23/9/13号◆◆
評論家の江崎道朗です。
「なぜ民間シンクタンクが重要なのか」という観点から毎回、
政治的課題について書いていこうと思います。

昨年12月、岸田政権が安保三文書を策定、閣議決定したことを受けて防衛省は
「防衛省・自衛隊の人的基盤の強化に関する有識者検討会」を設置し、
第一回を令和5年2月22日に開催しました。
その第3回会合(4月26日開催)では、
『自衛隊員の人材確保及び服務規律に関する施策について』という資料が
防衛省から出されています。今回は、そのポイントを紹介したいと思います。
https://www.mod.go.jp/j//policy/agenda/meeting/kiban/pdf/20230426_02.pdf

自衛隊と防衛庁の創設以来、制服組(自衛官、要は軍服を着ている軍人のこと)と、
背広組(官僚、軍人ではない事務官)の対立ということがよく言われてきました。
「文民統制とは、背広組による制服組の支配だ」みたいなことも言われ、
実際に、背広組が制服組を抑え込むみたいな構図が長い間、続いてきました。
よって、「防衛庁は、自衛隊の暴走を監視するために作られた省庁だ」という話を
よく自衛官の元幹部たちから聞かされたものです。
しかし、前回のメルマガで紹介したように、防衛省の任務増大に伴い、
制服組対背広組という対立は大きく変化してきています。

ここでまず、制服組、背広組について正確に説明しておきたいと思います。

(中略)
このように文民でありながら、自衛官と同様の服務規律が課せられ、
場合によっては自衛官と同じような危険な任務にも従事することになる事務官の業務は、
自衛隊の任務拡大に伴い増える一方です。

防衛省は以下のような事例を紹介しています。

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今回のメルマガでは、業務の増加に対応して自衛隊が大きく変わってきている現状について、江崎道朗研究員が解説しています。
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(文責:事務局)

※参照画像:防衛省が設置される防衛省庁舎A棟(左奥)と 防衛省庁舎正門(手前)
本屋 – 本屋's file (self-made), CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3733086による

《10月28日(土) 第2回 救国シンクタンクセミナー》

自治体経営研究会「 決算カードと減税条例の読み方」開催決定!
◆開催日時:令和5年10月28日(土)14:00~17:30(13:30受付開始)
◆会 場 :TKP九段下神保町ビジネスセンター
◆主 催 :一般社団法人救国シンクタンク  講師:渡瀬裕哉研究員
◆内 容 :現在の日本の地方自治体の多くは税金の使い道が不透明で支配的です。
      そこで救国シンクタンクでは、自治体が作成、公開している「決算カード」
      を用いて使途を把握し減税するために必要な条例について学びます。
◆プログラム(変更する場合がございます)
受 付:13:30
第一部:決算カードについて
第二部:決算カードを読んでみる
第三部:減税条例について
終 了:17:30

◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/3680860
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)
セミナーへの参加対象者は、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にして
おりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。

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現在の日本の地方自治体における税金の使い道には不透明感が支配的です。
そこで救国シンクタンクでは、そこで救国シンクタンクでは、自治体が作成、
公開している「決算カード」を用いて使途を把握し減税するために必要な条例
について学ぶ、「日本で唯一のセミナー」を開催いたします!

減税や規制改革、事務事業評価などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」
をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。

《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」開催のご報告》

令和5年7月30日(日)に第7回フォーラムを開催し、200名以上の方々に
ご参加をいただき、満席の中、大盛況のフォーラムとなりました。

猛暑の中、ご来場いただいた多数の会員の皆様ならびにお客様に心より御礼申し上げます。
また、ご登壇の先生方には素晴らしいご講演をいただき誠にありがとうございました。
当日運営にかかわっていただいた方々にも感謝申し上げます。

この度のフォーラムは趣旨にございます通り、現在の皇位継承問題が、
「男系か女系か」という既に終わった議論ではなく、
唯一の皇位継承者である悠仁殿下をどのように我々国民がお支えをするのかが
論点であることを再認識できた非常に有意義な機会だったと思います。

本フォーラムを踏まえまして、今後も、国会議員の先生方をはじめ、
皇室について大切な政策提言を行って参ります。
引き続きご支援のほどお願い申し上げます。

《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》

救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。
誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】

今後も【翻訳叢書プロジェクト】を継続し、弊社研究員が厳選した海外書籍の叢書化を進めて参ります。翻訳叢書の出版にあたり、皆様からのご支援を心よりお願い致します。
翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com

《オンライン公開研究会のお知らせ》

8月31日にオンライン研究会を実施しました!
次回は、10月5日18時からを予定しています!
お楽しみにお待ちください!

本日18時です!チャイナ不動産バブル・原発処理水、米大統領選挙の行方・日銀・防衛 救国シンクタンク(2023年8月31日)ライブ 倉山満 江崎道朗 渡瀬裕哉 中川コージ 柿埜真吾【チャンネルくらら】
https://youtube.com/live/ZzFTPQjL6ZA

《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』のお知らせ》

救国シンクタンク叢書シリーズ第三弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』発売中!
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)
https://amzn.to/3J6Wh0Y

いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉

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