渡瀬裕哉メルマガ〈自然発生的ボランティア（Spontaneous Volunteers）〉

◆◆救国シンクタンクメールマガジン　23/1/23号◆◆

渡瀬裕哉メルマガ「日本をアップグレードする方法」では、自然発生的ボランティア（Spontaneous Volunteers）についてご紹介します。

今後、日本の政策を考えていく上で、キーとなる考え方の１つに自然発生的ボランティア（Spontaneous Volunteers）があります。これは日本語では自発的ボランティアとも表現されます。

この自然発生的ボランティア（SV）の概念は、自然災害発生時に新たにマネジメント対象となる人々を指す概念として発展しました。具体的には、大災害が発生した際に発生する、避難民、域外からのボランティア、その他の日常環境では発生していない、非統制的人々の集まりを指しています。

従来までの防災などの考え方では、中央集権的な司令塔があり、その司令塔が他の政府機関を統制し、なおかつ外部の企業等のパートナーと提携協定などを結ぶ、ということが進められてきました。このような考え方は経営学的なマネジメント概念の発達とともに進められてきた作業だと言えます。そのため、あくまでも大災害発生時などでは、事前に組織化された集団同士の協力関係の構築などが優先して進められてきました。

しかし、現実の大災害発生時には、上述の通り、多くの組織化されていない人々が新たに出現することになります。そのため、ＳＶをどのように扱うのか、という事前の準備をしておくことが望まれるようになっています。たとえば…

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今回のメルマガは、自然発生的ボランティア（Spontaneous Volunteers）という概念が、今後の日本の政策においてキーとなる理由を渡瀬裕哉研究員が解説しています。
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（文責：事務局）

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《第6回フォーラム〈大国のハイブリッドストラグル2023新春〉のお知らせ》

【第6回救国シンクタンクフォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春」】を2023年2月12日（日）に星稜会館にて開催いたします。

今回のフォーラムは「超大国の衰退と台頭する中国、隣接する地域の紛争の現状」（仮）をテーマに、篠田英朗先生（東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授）、岡部芳彦先生（神戸学院大学経済学部教授）、小野義典先生（城西大学現代政策学部社会経済システム学科准教授）をお招きし、ご講演をいただきます。

フォーラムの詳細については、イベントページ（https://kyuukoku.com/）をご覧ください。
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