◆◆救国シンクタンクメールマガジン 22/12/25号◆◆
12月11日のメルマガでは、MMTと積極財政の混同を批判し、何がMMTで何がMMTではないかを明確にした。今回はいよいよMMTの本丸である貨幣国定説を取り上げよう。
貨幣国定説とは、「貨幣は税を納める手段として国家が発明したものであり、人々が貨幣を使うのは貨幣が税金を支払うのに必要だからだ」という考え方である。
◇「モズラーの名刺」の神話
MMT支持者は「貨幣の本質」を表す物語として、MMTの創始者のひとりである資産家のモズラーの名刺の次のような話を好んで持ち出す。この話はMMTの寓話としてよくできており、その欠陥もわかりやすいので、紹介しておこう。
《中略》
◇シニョレッジは無限ではない
人々が貨幣を需要する理由の一部は確かに租税の支払いのためだが、それはごく一部でしかない。モズラーの説明は軍事的に占領された植民地とか全体主義国には当てはまる場合があるかもしれないが、とても現代的な国家の説明とは言えないだろう。
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今回の柿埜真吾先生メルマガは、MMT(現代貨幣理論)を経済学の観点から解き明かしていきます。経済学的な観点からMMTの本丸である貨幣国定説について柿埜先生が解説しています。
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《救国シンクタンク第5回フォーラム〈~本当に大事な五つの論点~〉》
令和4年11月11日(金)開催のフォーラム動画視聴専用チケットの販売中です!
会員の皆様にはフォーラムを撮影した【限定公開動画】を配信しております。
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第5回フォーラムは叢書にいたしません。ぜひ動画でご覧ください。
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【第二回 救国シンクタンク 懸賞論文募集のお知らせ】
第二回目となる今回は《「業績評価条例(旧・行政評価条例・政策評価条例)」のモデル条例アイディア》を論文として募集します!
※今回は推薦図書『「行政評価」の時代:経営と顧客顧客の視点から』に基づいた感想文形式の論文も募集いたします。
優れたアイディアに関しては、救国シンクタンクの『業績評価条例』のモデル条例案に取り入れることを想定していますので、奮ってご応募ください!
募集締切は〈令和5年1月31日〉です。
第二回懸賞論文募集の特別告知 渡瀬裕哉
救国シンクタンク第二回懸賞論文募集のお知らせ!
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【オンライン公開研究会のお知らせ】
12月8日(木)18時00分からオンライン公開研究会を開催しました。
今回は郵便学者の内藤陽介先生と経済学者の柿埜真吾先生もご出演しています!
アーカイブはこちらです。
【全編公開】救国シンクタンク(2022年12月8日)ライブ 倉山満 江崎道朗 渡瀬裕哉 柿埜真吾【チャンネルくらら】
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《救国シンクタンク叢書 第2弾『大国のハイブリッドストラグル』のお知らせ》
叢書『大国のハイブリッドストラグル』は、2022年1月22日に開催した、第3回救国シンクタンクフォーラム「大国のハイブリッドストラグル新春2022」を基に書籍化しました。
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叢書化を記念した特別番組も宜しければご視聴ください。
戦争でも平和でもない状態〜ハイブリッド・ストラグルとは? 『大国のハイブリッド・ストラグル』江崎道朗 中川コージ【救国シンクタンク】
米国の価値観とは?『大国のハイブリッドストラグル』出版記念【救国シンクタンク】
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