「戦争目的において敗北したロシアとトルコの外交勝利」

救国シンクタンクでは国内外のニュースを倉山塾有志のご協力により集積しています。
集積は倉山満所長・中川コージ研究員によってスクリーニングされ、
その中からさらに注目したものを抽出して研究員がディスカッションを行います。

6月30日開催の第115回研究会で取り上げられた注目ニュースを1つ、
研究員のコメントを添えてご紹介いたします。

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【国際】

〈欧州〉

◇トルコがフィンランド、スウェーデンＮＡＴＯ加盟支持で合意　反対から一転

https://www.sankei.com/article/20220629-DZLHUW5BIZNZPKU3LJNXIRKXK4/

【研究員コメント】

ロシアはNATOの東方拡大阻止を大義名分にウクライナに攻め込んだはずだが、「戦争目的」において敗北。ロシアにも秋波を送りながら瑞芬両国に要求をすべて飲ませた、トルコ外交の勝利と評されている。

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※引用画像：レジェップ・タイイップ・エルドアン

Minister-president Rutte from Nederland (+31) – Persconferentie Erdoğan, CC 表示 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=36830822による

※引用画像：ウラジミール・プーチン

Kremlin.ru, CC 表示 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=114167932による

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《救国シンクタンク叢書第2弾『大国のハイブリッドストラグル』のお知らせ》

2022年7月11日に救国シンクタンク叢書第2弾『大国のハイブリッドストラグル』を刊行いたします。
叢書『大国のハイブリッドストラグル』は、2022年1月22日に開催した、第3回救国シンクタンクフォーラム「大国のハイブリッドストラグル新春２０２２」を基に書籍化しました。

※今回の叢書『大国のハイブリッドストラグル』は、7月末までに入会された会員の皆様への献本を予定しています。どうぞ楽しみにお待ちください。

また、下記のサイトより、予約開始も始めております。

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救国シンクタンク叢書大国のハイブリッドストラグル: 大国は自己の権益を拡張せんと蠢いている

アメリカ、中国、ロシアの3 カ国および、軍事、地政学それぞれの領域における新進気鋭の専門家5名が知見を共有し解説する。小泉悠 (ロシアの軍事・安全保障政策を専門)、奥山真司 (欧米各国の地政学や戦略学を専門)、部谷直亮 (安全保障全般を専門)、渡瀬裕哉 (国際情勢分析を専門)、中川コージ (組織戦略論を専門) 【ハイブ...

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【ハイブリッドストラグルとは】大国は、国内外の大衆心理煽動や法律争議の技術を活用しながら、人類が秒進分歩で発見し開拓した技術と領域でハイブリッドな仄暗いストラグルを展開している。「戦争」「冷戦」「新冷戦」などとして用いられる日本語における「戦」の概念では表現するのが困難になった現状において、本書籍では敵や味方が明確ではない「ストラグル」な国際情勢を分析していく。

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叢書化を記念した特別番組も宜しければご視聴ください。

米国の価値観とは？『大国のハイブリッドストラグル』出版記念【救国シンクタンク】