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会員向けメルマガで送信された江崎道朗研究員の論説をご紹介します。
◆◆救国シンクタンクメールマガジン 21/10/24号◆◆
評論家の江崎道朗です。
「なぜ民間シンクタンクが重要なのか」という観点から毎回、政治的課題について書いていこうと思います。今回は、経済安全保障と民間企業についてです。
昨年、この救国シンクタンクが発足したとき、私の研究テーマは「自由主義に基づく富国強兵を実現するため、その政策的な課題と解決策を明らかにする」というもので、その一つとして経済安全保障について、このメルマガでも頻繁に取り上げてきました。
なぜ「自由主義に基づく富国強兵」というテーマにしたのかと言えば、戦前の日本において、財閥を含む民間企業が目の敵にされ、政府による統制、つまり官僚による民間企業への経営圧迫が「総力戦」のなのもとに正当化され、結果的に、日本の生産能力は低下し、継戦能力を弱体化してしまったことがあるからです。このあたりのことは拙著『緒方竹虎と日本のインテリジェンス』でも触れていますので、ご関心のある方はご高覧ください。
そうした過去の歴史を踏まえたとき、再び日本は、経済安全保障の名のもとに、「社の利益ばかりを追求して国益を考えない」として民間企業を非難し、規制を強め、統制経済へと進む恐れがあり、それは結果的に日本の国力を奪うことになりかねないことを憂慮したからです。
そこで特に昨年12月に、自民党が経済安全保障について報告書を出したことを受けて、この報告書をいかに読み解くのか、メルマガでは数回にわけて解説をしたほか、月刊正論などでも原稿を書いてきました。
この経済安全保障の関連でいま、私が憂慮しているのは、民間企業バッシングが起こっていることです…
以下略
江崎研究員はこの後、ある新聞(全国紙)の記事を引用して日本を代表するアパレルメーカーのウイグルの強制労働問題に関して初期対応が不適切だったことを指摘するとともに、海外に進出している日本企業が置かれる政治および経済の基本的な立場について解説しています。そして日本政府が海外の日本企業のために果たすべき責任と役割について丁寧な分析と指摘することで、この問題の本質に迫っています。江崎研究員のメルマガ全文をぜひ会員向けメルマガでお読みください。
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【重要なお知らせ10/28】アフガニスタン退避問題の重要な論点は?
10/28研究会で江崎研究員が発表した「アフガニスタン退避問題9つの論点」の
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江崎道朗 渡瀬裕哉 中川コージ 倉山満【救国シンクタンク】
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官僚の矩をこえた?矢野財務事務次官「バラマキ批判」・岸田総理は「変節漢」?
オンライン公開研究会ダイジェスト版 江崎道朗 渡瀬裕哉 中川コージ 倉山満
【救国シンクタンク】https://youtu.be/0pPca8J8BrE
※10月14日の衆議院解散直後の研究会は、動画の全編を会員に限定公開しています。
ご入会いただけるとご覧いただくことができます。
次回の【会員限定】オンライン公開研究会は、11月4日18時~
衆院選直後の研究会を、Youtubeのライブ配信による双方向通信でご参加いただけます。
ご入会用URL https://kyuukoku.com/support/
【第一回 救国シンクタンク 懸賞論文】
救国シンクタンクでは、昨年のプロジェクト「緊急事態宣言発令の参考となる資料の公文書化」の重要性をさらに多くの方々にご理解いただくために論文を募集しています。
募集期間は〈令和3年9月7日~令和4年1月31日〉です。
詳細はこちらをご確認ください。

【救国シンクタンク ~ 第3回救国シンクタンクフォーラム
「大国のハイブリッド・ストラグル2022新春」~】
令和4年1月22日(土)星稜会館にて
【~第3回救国シンクタンクフォーラム「大国のハイブリッド・ストラグル2022新春」~】
を開催いたします。
〈開催日時〉令和4年1月22日(土)14時~17時
〈会 場〉 星陵会館
〈登壇者〉
【研究員】渡瀬裕哉、中川コージ
【ゲスト】小泉悠先生(ロシアの軍事・安全保障) 奥山真司先生(地政学者)
部谷直亮先生(安全保障アナリスト)
【モデレータ】倉山満
内容の詳細は決まり次第お知らせいたします。
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(文責:事務局)
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