◆◆【アクティビストのための調査手法モデル化】レジ袋有料化は義務ではなかった◆◆

◇◇レジ袋有料化は義務ではなかった◇◇

救国シンクタンクで調査を進めていた「レジ袋有料化義務化」が、実は「法律で定められた義務」ではなかった、ということが、4月8日の衆議院経済産業委員会の質疑で明らかになりました。

以下、国会質疑の一部を抜粋します。

●日本維新の会漆間譲司衆議院議員
これは事業者とあともう一つ、大切な主体として消費者というものがあると思うんですけれども、事業者にはその環境に配慮した袋は義務化しないでいいよということであるんですけれども、消費者おそらくそのことを知らずに、有料化義務化でないということで有料化義務化でない事を、知らずにマスコミの中で有料化義務化という言葉だけが踊っているものですか、それを持って、知らない中でもうこれもお金払わなきゃダメなんだなと、環境に配慮した袋なのにお金を払わなければならないんだなと思って、皆さんレジ袋代払ってると思うんですけれども、これっていうのは消費者を騙していることにならないんですかね?
ちょっとそこについてコメント等お願いします。

〇大岡環境副大臣
漆間先生のご指摘はおそらく多くの有権者の方国民の方からご意見集まっておられるんだと思います。
確かに、私どもの言い方が十分でなかった面があるかもしれません。すべてのレジ袋を有料化するっていうふうに有料化が義務化されたという風に聞こえてしまったのかもしれません。ただあの本当のルールは、先ほど漆間先生がご披露いただいたとおりでございまして、有料化しなければならないものと有料化しなくてもいいものがあります。正し、できればそうした部分も消費者の賢い購買行動につなげていっていただきたいというのが私どもの本当の願いでございまですので、先生ご指摘のとおりそれが十分国民に伝わってないということをでありますので、そこがこれから私たちもしっかりと正しく正しく説明するように心がけてまいります。

 

国会質疑は下記の動画でご覧いただけます。

 

レジ袋有料化は義務ではない。

単なる「強い推奨」にすぎなかった、政府が答弁

 

所長の倉山満の週刊SPA!「言論ストロングスタイル」でも紹介されましたのでご紹介します。

 

レジ袋有料化は義務ではなかった

 2020年7月1日よりレジ袋有料義務化! 当時の小泉進次郎環境大臣が大々的にキャンペーンしたのを、多くの方が覚えているだろう。

 事実、コンビニその他ほとんどの店で、「レジ袋有料ですけど、いりますか?」と聞かれるようになった。ただし、一部のお店では今まで通り無料配布してくれる。不思議に思った方も少なくないだろう。

 そして一部の店では、「我々は環境に配慮したレジ袋を売っています!」と、大々的に宣伝している。

 しかし、「レジ袋有料化は義務ではなかった」と聞くと驚かれるだろうか。先日の国会で、政府がそれを認め、正しく広報すると答弁したので、ここに一部始終をお伝えする。

(中略)

2022年4月8日衆議院経済産業委員会では以下のようなやりとりがあった。

 日本維新の会漆間譲司代議士の質疑に対し、経済産業省局長の答弁は以下。

「単純に言えば実質的には義務化ということでございますけれども、法令上はですね、命令に従うことが義務だというようなことでございます」

「実質義務化」との表現には驚いたが、法律上は義務ではないのだ。

 これを受けて、大岡敏孝環境副大臣の答弁。

「確かにですね、私どもの言い方が十分でなかった面があるかもしれません。すべてのレジ袋を有料化するっていうふうに、有料化が義務化されたというふうに聞こえてしまったのかもしれません」
「これから私たちもしっかりと正しく、正しく、説明するように心がけてまいります」

全文は日刊SPA!でぜひお読み下さい。

レジ袋有料化は義務ではない。単なる「強い推奨」にすぎなかった、政府が答弁 | 日刊SPA!
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