柿埜真吾メルマガ〈減税に効果はないのか(2)〉

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◆◆救国シンクタンクメールマガジン 23/10/29号◆◆
前回は、最近の増税派の無理筋な議論として、
「減税すれば選挙に負ける!」といわんばかりの記事
(「経済対策 「減税カード」探る 首相、世論も見極め」読売新聞2023年10月18日)
を紹介した。
この読売新聞の記事は、
(1)1997年の大増税に全く触れていない、
(2)当時の金融政策に触れていないという点で、
極めて問題の多いものである。

今回は、まず前回の補足として、
1997年の大増税が実際に経済に大きな影響を与えたことを示す分析を示そう。
前回も少し触れたが、1997年の景気後退の要因として消費税増税を指摘すると、
決まって「実際には回復しかけていたのだが、アジア通貨危機のせいで経済が失速したのだ」
と主張する有識者が必ず登場する。

しかし、2014年、2019年の増税が深刻な影響を与えたのは明らかで、
1997年だけ例外だったと考えるのは奇妙である。
1997年の増税は、2014年や2019年同様、経済に深刻な持続的影響を与えたと考える方が妥当である。
事実、八田達夫大阪大学名誉教授やピーターソン国際経済研究所アダム・ポーゼン所長をはじめ、

(中略)
前回指摘したように、1998年の減税を考える上では、
当時は金融政策にも深刻な問題があったことも重要である。
当時の経済危機に対して、本来であれば、

―――――――――――――――
今回のメルマガでは、橋本政権はそもそも増税すべきではなく、むしろ金融緩和と、大胆な減税をすべきだった理由について、柿埜真吾究員が解説しています。
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(文責:事務局)

《12月9日(土) 第3回 救国シンクタンクセミナー》

自治体経営研究会「地方自治体が担う安全保障とは」開催決定!
◆開催日時:令和5年12月9日(土)14:00~17:30(13:30受付開始)
◆会 場 :TKP九段下神保町ビジネスセンター
◆主 催 :一般社団法人救国シンクタンク  講師:江崎道朗研究員
◆内 容 :身近な市区町村が担う国家安全保障とは。
     安保三文書に謳われた防衛力の抜本強化は地方自治体の役割無くして成り立ちません。
     国民保護と港湾・軍事施設の整備をテーマにその重要性と問題点を解説するセミナーです。
◆プログラム(変更する場合がございます)
受 付:13:30
開 会:14:00 挨拶、事務連絡
第一部:14:05~15:20 国民保護法について。(75分) 
休 憩:10分
第二部:15:30~16:40 港湾・軍事施設の整備について。(70分)
休 憩:10分
第三部:16:50~17:20 質疑応答。(30分)
閉 会:17:25
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/3745527
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)

セミナーの後に懇親会を予定しております。
懇親会のご案内は別途お知らせいたします。

セミナーへの参加対象者は、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にして
おりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。
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減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」
をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。
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《令和5年10月28日第2回救国シンクタンクセミナー開催のご報告》
令和5年10月28日(土)に第2回救国シンクタンクセミナー
「決算カードと減税条例の読みかた」を開催いたしました。
定員60人のところ地方自治体議員とアクティビストの皆様で満席の中、
大盛況のセミナーとなりました。

澄み渡った秋空の貴重な週末の中、ご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
倉山満理事長曰く「微力は無力ではない」
渡瀬裕哉研究員曰く「地方自治なくして国家無し」
の志のもと今後とも開催をしてまいりますので、会員の皆様におかれましては
今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。

《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」開催のご報告》

令和5年7月30日(日)に第7回フォーラムを開催し、200名以上の方々に
ご参加をいただき、満席の中、大盛況のフォーラムとなりました。

猛暑の中、ご来場いただいた多数の会員の皆様ならびにお客様に心より御礼申し上げます。
また、ご登壇の先生方には素晴らしいご講演をいただき誠にありがとうございました。
当日運営にかかわっていただいた方々にも感謝申し上げます。

この度のフォーラムは趣旨にございます通り、現在の皇位継承問題が、
「男系か女系か」という既に終わった議論ではなく、
唯一の皇位継承者である悠仁殿下をどのように我々国民がお支えをするのかが
論点であることを再認識できた非常に有意義な機会だったと思います。

本フォーラムを踏まえまして、今後も、国会議員の先生方をはじめ、
皇室について大切な政策提言を行って参ります。
引き続きご支援のほどお願い申し上げます。

《オンライン公開研究会のお知らせ》

10月26日にオンライン研究会を実施しました!

次回のオンライン研究会は、11月29日(水)18時からです!
お楽しみにお待ちください!

イスラエルVSハマス戦争状態 内藤陽介先生登場! 救国シンクタンク(2023年10月26日)ライブ 倉山満 江崎道朗 渡瀬裕哉 中川コージ 内藤陽介【チャンネルくらら】
https://youtube.com/live/zzVav8pXjs0

《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》

救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。
誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】

今後も【翻訳叢書プロジェクト】を継続し、弊社研究員が厳選した海外書籍の叢書化を進めて参ります。翻訳叢書の出版にあたり、皆様からのご支援を心よりお願い致します。
翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com

《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』のお知らせ》

救国シンクタンク叢書シリーズ第四弾
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』発売中!

『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
https://amzn.asia/d/d8WzmOf
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」

“日本の未来を考える”シリーズの第四弾。
第一部では「今年の世界はどう変わるか」をテーマに、
篠田英朗氏が地政学の視点から、
中川コージ氏が中国の今を、
渡瀬裕哉氏がアメリカの今を、
小野義典氏がヨーロッパの今を切り取り、
岡部芳彦氏が注目の集まる
「本当のウクライナ」を解説する。

第二部では江崎道朗氏をモデレーターに、
各専門家に倉山満氏も加わり、
国際情勢について白熱した
クロストークセッションを展開。

《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』のお知らせ》

救国シンクタンク叢書シリーズ第三弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』発売中!
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)
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いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉

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