小川清史メルマガ第8回「日本は本当に有事に備えているのか(第8弾)」 -冷戦型思考とは何だったのか-

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◆◆救国シンクタンクメールマガジン 24/09/11号◆◆

前回は、国家レベルの『抑止を前提とした「情報見積もり」』について述べました。今回からは、2回に分けて「冷戦型思考」とは何だったのかについて述べたいと思います。
 今回は、冷戦思考による欧州正面の安全保障環境への対応について述べ、次回は日本を取り巻く安全保障環境に対応するにあたっての積極的平和主義の考え方(冷戦型思考からの脱却)について述べたいと思います。

第二次世界大戦後、東西冷戦体制が約40年間継続しました。米国中心の西側諸国とソ連中心の東側諸国による対立であり、この間欧州正面では大規模国家間戦争は双方の核兵器体制及び通常戦力の対峙により抑止されました。
一方、アジア・ユーラシア大陸正面では中華人民共和国の建国となった国共内戦が勃発したとともに朝鮮戦争も勃発し同半島が分断された状態で現在は休戦状態となっています。また、アジアの旧植民地地域では宗主国からの脱植民地化を目指して独立戦争が行われた一方、ベトナム戦争や中東戦争のようにイデオロギーの対立を原因としたケースもありました。こうして戦争を経た結果、ほとんどの国は対立する東西陣営のいずれかに組み込まれ冷戦構造が確立されました。ほぼ固定化された戦略環境と米ソによる核抑止体制を維持して、東西両陣営によって冷たい戦争が行われました。この間、通常戦力の使用及び政軍関係に関しての理論化はほとんど進展しなかったと言えます。

冷戦の終結によって実際的な軍事力の運用とその理論化が求められるようになりました。1991年7月にはワルシャワ条約機構が解散しました。共通の脅威をもたなくなったNATOは解消されるべきと考えられました。しかしNATOは新戦略コンセプトを採択し継続されました。新戦略コンセプトは‥‥

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【第8回】 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会

◆開催日時:令和6年11月3日(日)14:00~17:30(13:30受付開始)
【場 所】TKP新橋汐留ビジネスセンターホール401
東京都港区新橋4-24-8 2東洋海事ビル 4階 
【テーマ・講 師】
「正しい多文化共生セミナー」
 内藤 陽介 救国シンクタンク研究員・理事
【プログラム】※プログラムは変更する場合がございます。
受 付:13:30
開 会:14:00 
・活動報告:地方議員の活動成果報告
・セミナー
・閉 会 :17:30 
※セミナーの後に懇親会を予定しております。別途お申込みとなります。
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/4105298
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)

本セミナーは、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。
減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。

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■ 救国シンクタンク第8回フォーラム 11月23日 ■
◇日 時:2024年11月23日 15時開演
◇場 所:星陵会館 東京都千代田区永田町2丁目16−2
◇テーマ:「米大統領選後の世界」(中東情勢と台湾情勢を内容に追加)
◇出演者
前嶋 和弘  上智大学総合グローバル学部教授
松本 佐保  日本大学国際関係学部教授
西岡 力   モラロジー道徳教育財団教授・麗澤大学客員教授
倉山 満   救国シンクタンク 理事長兼所長
渡瀬 裕哉  救国シンクタンク 研究員
内藤 陽介  救国シンクタンク 研究員
中川 コージ 救国シンクタンク

◇プログラム
  開演 15時
  開会挨拶
  第一部 各出演者による講演
  休憩
  第二部 クロストーク「米大統領選の世界」
  閉会挨拶
  閉演 18時半
  ※プログラムは変更する場合もございますので予めご了承ください。

◇お申込み
下記URLからお申込みください。
【会員様限定チケット】無料ご招待となります。メルマガをご参照ください。
【一般有料チケット5500円】https://peatix.com/event/3908203
チケットのお申込みはお早めに!

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《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》
【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。
経済、人口統計、政治動向を通じて、アメリカ政治がこれまでどこにあったのか、どのように変化していったのか。本書『Leave Us Alone』は、アメリカ政治をより深く理解するための必読の書である。
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救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト

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救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
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翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
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