救国シンクタンク注目ニュース 2024/08/15~2024/08/22

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◆◆救国シンクタンクメールマガジン 2024/08/23号◆◆

救国シンクタンクでは、国内外のニュースを倉山塾有志のご協力により集積しています。
集積は倉山満所長・内藤陽介客員研究員によってスクリーニングされ、その中からさらに注目したものを抽出して、研究員がディスカッションを行います。

今回は、8月23日開催の第221回研究会で取り上げた注目ニュースをご紹介いたします。
なお数字は、別添のExcelのニュース集積の番号です。
黄色のマーキングには研究員コメントが記載されています。

今週のTOPニュースは国内66、67です。

66【経済財政】 日銀の追加利上げは「全く理解できない」物価研究の第一人者が警鐘、「初歩的な経済学から逸脱」渡辺努 東京大学大学院経済学研究科教授インタビュー ダイヤモンド
【研究員コメント】東大の渡辺努教授は元日銀出身だが、物価指数の研究の第一人者で、中立的なスタンスの経済学者。日銀のカンファレンスにもしばしば招待され、日銀でも尊敬を集めている。その渡辺氏が日銀を強く批判したことに日銀も衝撃を受けているのではないか。3月のマイナス金利解除の際にも、渡辺氏は物価の弱さを指摘していたが、今回の7月会合の利上げにはさらに批判を強め、日銀のロジックの破綻を鋭く突いている。「オントラック(想定通り)であるから利上げ」というのは破綻した説明である。「黙っていても2%に向かうのであれば何もしなくてよいことは、小難しい理論を持ち出すまでもなく自明」である。「物価上昇率の状況よりもマイナスにある実質金利の引き上げを優先することは経済学のロジックから逸脱」していると説く。
https://diamond.jp/articles/-/348830

67【経済財政】 金融正常化、2%の物価安定実現は道半ば 白井さゆり氏 日本経済新聞
【研究員コメント】日銀の3月以降の出口政策に対して一定の理解を示しつつも、出口政策を急ぎすぎる日銀を批判。日本の長期の予想インフレ率は2%で安定していないことを指摘し、こうした状況で出口政策に踏み切るのは異例であり、リスクが高いことを指摘している。極めて妥当な批判と言えるだろう。著者の慶応大の白井さゆり教授は日銀審議委員を2011-2016年まで務めた経済学者。黒田総裁時代は緩和を基本的に支持していたが、元々はリフレ派に批判的なスタンスで、退任後も決してリフレ派寄りではない。元日銀出身の東大の渡辺努教授の日銀批判もそうだが、白井氏のような中間派ですら近頃の日銀の利上げは行き過ぎていると考えている。日銀の利上げは普通で批判しているのは「ごく一部のリフレ派」だけといった認識は誤りである。
https://www.nikkei.com/nkd/company/article/?DisplayType=1&ng=DGXZQOCD130ZA0T10C24A8000000&scode=8301&ba=1

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(文責:事務局)

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《第7回 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会》

【※会場を変更いたしました】

◆開催日時:令和6年8月25日(日)14:00~17:30(13:30受付開始)
【場 所】TKP新橋汐留ビジネスセンターホール401
東京都港区新橋4-24-8 2東洋海事ビル 4階 
【テーマ・講 師】
「マニフェストの作り方」
~選挙戦略に欠かせないマニフェストとは~
 渡瀬 裕哉 救国シンクタンク研究員・理事
【プログラム】※プログラムは変更する場合がございます。
受 付:13:30
開 会:14:00 
・活動報告:地方議員の活動成果報告
・第一部 : マニュフェストの作成
・休 憩 
・第二部 : ワークショップ
・閉 会 :17:30 
※セミナーの後に懇親会を予定しております。別途お申込みとなります。
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/4031643
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)

本セミナーは、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。
減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。

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■ 救国シンクタンク第8回フォーラム 11月23日 ■
◇日 時:2024年11月23日 15時開演
◇場 所:星陵会館 東京都千代田区永田町2丁目16−2
◇テーマ:「米大統領選後の世界」(中東情勢と台湾情勢を内容に追加)
◇出演者
前嶋 和弘  上智大学総合グローバル学部教授
松本 佐保  日本大学国際関係学部教授
西岡 力   モラロジー道徳教育財団教授・麗澤大学客員教授
倉山 満   救国シンクタンク 理事長兼所長
渡瀬 裕哉  救国シンクタンク 研究員
内藤 陽介  救国シンクタンク 研究員
中川 コージ 救国シンクタンク

◇プログラム
  開演 15時
  開会挨拶
  第一部 各出演者による講演
  休憩
  第二部 クロストーク「米大統領選の世界」
  閉会挨拶
  閉演 18時半
  ※プログラムは変更する場合もございますので予めご了承ください。

◇お申込み
下記URLからお申込みください。
【会員様限定チケット】無料ご招待となります。メルマガをご参照ください。
【一般有料チケット5500円】https://peatix.com/event/3908203
チケットのお申込みはお早めに!

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《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》
【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。
経済、人口統計、政治動向を通じて、アメリカ政治がこれまでどこにあったのか、どのように変化していったのか。本書『Leave Us Alone』は、アメリカ政治をより深く理解するための必読の書である。
www.amazon.co.jp/dp/4434328867

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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》
https://amzn.asia/d/1MNqqko
救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト

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《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》
救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】https://youtu.be/1TpNv8USXkg
翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com

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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
https://amzn.asia/d/d8WzmOf
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」

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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)
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いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉

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(文責:事務局)

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