◆◆救国シンクタンクメールマガジン 24/06/30号◆◆
会員の皆様、いつもご支援をありがとうございます。
本日は客員研究員の横山賢司弁護士のメルマガを2本立てでお送りいたします。(事務局)
前回までの2回にわたり、林修三元長官が説明する法令解釈の基本的な考え方と、その考え方に基づけば、女系天皇に関する政府解釈の変遷についても整合的に説明でき、現在では「皇統は男系男子承継に限定する解釈に戻っている」ことの説明をさせていただきました。
しかし、前回までの説明は、政府解釈に基づいた女系天皇の解釈には恐るべき罠が隠されており、この解釈をそのまま受け入れてしまうと皇室そのものを否定することまで可能となるのです。
今回はそのことについて説明をいたします。
まず、平成4年4月7日の加藤紘一官房長官をもう一度引用します。
「皇位というものはいわゆる憲法十四条の特則をなすものだと考えております。それは、象徴としての天皇陛下及び皇室というものが、日本古来の歴史的な伝統に基づいての基礎の上に引き継がれてきたものでございますし、それを新憲法の中に引き継いできているということでございますので、確かにいろいろな御指摘はあろうかと思いますけれども、日本の歴史の流れとして男系男子の継承ということで憲法は許しているし、また、それが今の日本の流れに沿ったものでないだろうかなというふうに思っております。」
引用した答弁の中で「日本の歴史の流れとして男系男子の継承ということで憲法は許しているし、また、それが今の日本の流れに沿ったもの」という言葉が出てきます。
この答弁をそのまま文理通り読み取れば‥‥
本日はもう一つ、違った話題をお送りします。
「『燻りがっこ』はどうして規制されたのか」についての一考察
令和5年6月1日から漬物製造について都道府県知事の営業許可を得なければ販売できなくなりました。
これまで普通に行われていた道の駅などで販売していた地元の農家が製造・販売していた手作りの漬物について、都道府県知事の営業許可を得なければ販売することができなくなりました。
このような事態に対してNHK秋田放送局では、食品衛生法の「法改正」によって秋田県の名産品である「燻りがっこ」の存続の危機という報道がなされるなど反響も起きています。(NHK「存続の危機に立たされる‘ふるさとの味‘秋田「いぶりがっこ」2022年3月29日」
ところが、良く調べたところ、今回のような「燻りがっこ」等の漬物に対する食品衛生法の規制は、食品衛生法の法改正ではなく、政令(閣議決定により制定)の改正により行われたものになります。
具体的に説明します。
食品衛生法に基づく政令に該当する「食品衛生法施行令」という政令があります。
同施行令の第35条では、都道府県知事の営業許可を必要とする事業内容を定めています。
今回の改正では、この規定の中に「漬物製造業」が追加されたために、漬物を作って販売する人は都道府県知事の営業許可を得なければならなくなったのです。
さて、今回の規制は‥‥
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《第7回 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会》
◆開催日時:令和6年8月25日(日)14:00~17:30(13:30受付開始)
【場 所】TKP九段下神保町ビジネスセンター 東京都千代田区神田神保町3-4柳川ビル
※申し込み多数の場合、会場を変更する場合がございます。
【テーマ・講 師】
「マニフェストの作り方」
~選挙戦略に欠かせないマニフェストとは~
渡瀬 裕哉 救国シンクタンク研究員・理事
【プログラム】※プログラムは変更する場合がございます。
受 付:13:30
開 会:14:00
・活動報告:地方議員の活動成果報告
・第一部 : マニュフェストの作成
・休 憩
・第二部 : ワークショップ
・閉 会 :17:30
※セミナーの後に懇親会を予定しております。別途お申込みとなります。
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/4031643
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)
本セミナーは、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。
減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。
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■ 救国シンクタンク第8回フォーラム 11月23日 ■
◇日 時:2024年11月23日 15時開演
◇場 所:星陵会館 東京都千代田区永田町2丁目16−2
◇テーマ:「米大統領選後の世界」(中東情勢と台湾情勢を内容に追加)
◇出演者
前嶋 和弘 上智大学総合グローバル学部教授
松本 佐保 日本大学国際関係学部教授
倉山 満 救国シンクタンク 理事長兼所長
渡瀬 裕哉 救国シンクタンク 研究員
内藤 陽介 救国シンクタンク 研究員
中川 コージ 救国シンクタンク
◇プログラム
開演 15時
開会挨拶
第一部 各出演者による講演
休憩
第二部 クロストーク「米大統領選の世界」
閉会挨拶
閉演 18時半
※プログラムは変更する場合もございますので予めご了承ください。
◇お申込み
下記URLからお申込みください。
【会員様限定チケット】 無料ご招待となります。メルマガをご参照ください。
【一般有料チケット5500円】https://peatix.com/event/3908203
チケットのお申込みはお早めに!
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《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》
【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。
経済、人口統計、政治動向を通じて、アメリカ政治がこれまでどこにあったのか、どのように変化していったのか。本書『Leave Us Alone』は、アメリカ政治をより深く理解するための必読の書である。
www.amazon.co.jp/dp/4434328867
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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》
救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト
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《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》
救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】https://youtu.be/1TpNv8USXkg
翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com
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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」
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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)

いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉
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(文責:事務局)