◆◆救国シンクタンクメールマガジン 2024/6/04号◆◆
5年に一度の欧州議会選挙(今回の定数は720)が、6月6日のオランダを皮切りに、6月9日まで、EU加盟各国で行われます。欧州議会は、条約などの国際協定の同意権限を有しているほか、EUの政策決定において重要な機関となっているため、わが国にとってもその動向は無視することはできません。
欧州議会の議員は加盟国ごとに割り当てられた人数を選出することになりますが、議員は国別ではなく、政治会派(加盟国数の4分の1=7カ国以上、25人以上の議員で構成)をに属して行動します。政治会派の多くは、次期欧州委員会委員長の候補を指名して選挙運動を行い、その選挙結果を欧州理事会が考慮、適切な協議を行った後、特定多数決(採択には加盟国数の55%以上とEU総人口の65%以上の二重の要件を満たす必要がある)で委員長候補を欧州議会に提案することになっています。
現行の欧州議会705議席の内訳は、親EU勢力では、欧州人民党グループ(EPP、キリスト教民主系の中道右派)が177議席、欧州社会民主進歩同盟(S&D、中道左派)が140議席、欧州刷新(RE、中道リベラル)が102議席、緑の党・欧州自由連盟(Green/EFA、リベラル)が72議席で計491議席、EU懐疑派では、欧州保守改革(ECR、右派)が68議席、アイデンティティーと民主主義(ID、民族主義右派)が59議席、欧州統一左派連合/北方緑の左派(GUE/NGL、急進左派)が37議席で計164議席、これに親EU派とは距離を置く無所属が50議席となっており、親EU派が多数派を占めています。
もともと、欧州議会ではEPPとS&Dが2大会派を形成し、議長などの職務を2年半ずつ交替する体制が続いていましたが、前回の2019年選挙ではEPPが182議席、S&Dが154議席で、両会派合わせても336議席と、初めて過半数(376議席)割れとなっています。ただし、2019年選挙後、両派は他の新興会派を取り込むことで親EU派が圧倒的多数を確保していました。
なお、今回の選挙では右派を中心にEU懐疑派が議席を伸ばすのはほぼ確実視されています。前回2019年の選挙後、欧州を取り巻く政治状況はその前提が大きく変化したためです。
2020-22年の新型コロナ禍では、EUの最大のメリットであった移動と経済活動の自由が大幅に制限され、経済が低迷して失業者が増加し、物価も高騰しました。また、2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵略によるエネルギー価格は暴騰し、難民や移民も再び増加。さらに、2023年10月以降のハマスとイスラエルの武力衝突など、EUを取り巻く国際環境は激変しましたが‥‥
今回のメルマガでは、今後5年間のEUの動向に大きな影響を与える欧州議会選挙について内藤陽介研究員が解説しています。
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《第6回 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会》
◆開催日時:令和6年6月22日(土)14:00~17:30(13:30受付開始)
【場 所】TKP九段下神保町ビジネスセンター 東京都千代田区神田神保町3-4柳川ビル
【テーマ・講 師】
「『コロナ禍を記録する』出版記念緊急セミナー」
~公文書管理の基本と今すぐ誰でも使えるデジタル時代の仕事術~
倉山 満 救国シンクタンク所長・理事長
【プログラム】
受 付:13:30
開 会:14:00 挨拶、事務連絡
・活動報告:地方議員の活動成果報告
・第一部 : 理論編 文書の整理術~歴史学、マネージメント、インテリジェンス~
・休 憩
・活動報告:地方議員の活動成果報告
・第二部 :実践編 住民を守り政策検証を可能にするアーカイブ術
・閉 会 :17:30
※セミナーの後に懇親会を予定しております。別途お申込みとなります。
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
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・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)
本セミナーは、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。
減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。
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■救国シンクタンク第8回フォーラム 11月23日■
テーマ:「米大統領選後の世界」
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監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
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救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト
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《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》
救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
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翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」
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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)
いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉
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