小野田治メルマガNo.002「中国人民解放軍の新たな変革」

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◆◆救国シンクタンクメールマガジン 24/05/12号◆◆

会員の皆様へ、本日は小野田治客員研究員のメルマガをお届けします。(事務局)

 

4月19日、中国軍をモニターしている世界のウオッチャーを大いに驚かせた出来事があった。人民解放軍が記者会見を開き、「戦略支援部隊」を解体して、新たに「情報支援部隊」を編成することを発表したのである。

今回のメルマガは、この突然の重大発表に関する分析をお伝えする。

戦略支援部隊とは、人民解放軍創設以来の抜本的な軍事改革の一環として2015年に創設された組織で、その目的は宇宙、サイバースペース、電子戦、情報戦、通信ネットワーク、心理戦の任務と能力を一元化することにあった。この軍事改革で中国が目指したのは、「軍委管総、戦区主戦、軍種主建」、すなわち「中央軍事委員会が総てを管理し、戦区が作戦を実行し、各軍種は部隊の建設にあたる」ことによって、「戦って勝つ」軍を作ることである。戦略支援部隊は、新たな作戦領域である電子戦、ネットワーク戦、宇宙戦の能力を一つの組織にまとめることでシナジーを生み出し、将来の「情報化された局地戦争」において「情報支配」を確立する中心に位置づけられたのである。

総参謀部、政治工作部、兵站部、装備部、宇宙システム部、ネットワークシステム部で構成される戦略支援部隊の解体に伴って、宇宙、ネットワーク、兵站部門は、それぞれ軍事宇宙部隊、ネットワーク空間部隊、統合兵站部隊として独立し、新たに情報支援部隊が編成された。同部隊の新司令官には、戦略支援部隊の前副司令官の畢毅中将、政治委員には李偉中将が就いた。これら4つの部隊は、4軍種、5つの戦区とともに中央軍事委員会に直属する。

ウオッチャーたちが驚いたのは、戦略支援部隊が、創設8年あまりという短期間で解体に至ったことである。専門家の中には、「8年間の壮大な実験は失敗に終わった」という者もいる。果たしてその背景には何があるのだろうか‥‥

 

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今回のメルマガでは小野田治客員研究員が中国人民解放軍の新たな変革について解説しています。

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(文責:事務局)

 

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《第6回 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会》

◆開催日時:令和6年6月22日(土)14:00~17:30(13:30受付開始)

【場 所】TKP九段下神保町ビジネスセンター 東京都千代田区神田神保町3-4柳川ビル

【テーマ・講 師】

「『コロナ禍を記録する』出版記念緊急セミナー」

~公文書管理の基本と今すぐ誰でも使えるデジタル時代の仕事術~

倉山 満 救国シンクタンク所長・理事長

【プログラム】

受 付:13:30

開 会:14:00 挨拶、事務連絡

・活動報告:地方議員の活動成果報告

・第一部 : 理論編 文書の整理術~歴史学、マネージメント、インテリジェンス~

・休 憩

・活動報告:地方議員の活動成果報告

・第二部 :実践編 住民を守り政策検証を可能にするアーカイブ術

・閉 会 :17:30

※セミナーの後に懇親会を予定しております。別途お申込みとなります。

◆参加申込(Peatixにて受付いたします)

お申込みURL:http://ptix.at/ckGCHD

・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)

・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)

 

本セミナーは、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。

減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。

 

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救国シンクタンク第8回フォーラム 11月23日

テーマ:「米大統領選後の世界」

 

【一般有料チケット】5500円

お申込みURL:https://peatix.com/event/3908203

チケットのお申込みはお早めに!

 

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《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》

【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】

監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)

全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。

経済、人口統計、政治動向を通じて、アメリカ政治がこれまでどこにあったのか、どのように変化していったのか。本書『Leave Us Alone』は、アメリカ政治をより深く理解するための必読の書である。

www.amazon.co.jp/dp/4434328867

 

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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》

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救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。

皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。

《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》

救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト

 

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《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》

救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作

『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】https://youtu.be/1TpNv8USXkg

翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。

◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com

 

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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》

『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)

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救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」

救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」テーマ「超大国の衰退と台頭する中国、隣接する地域の紛争の現状」【第6回 救国シンクタンクフォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春」】を2023年2月12日(日)に星稜会館にて開催しました。「第6回救国シンクタンクフォーラム ...

 

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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》

『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)

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いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉

 

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