◆◆救国シンクタンクメールマガジン 2024/3/22号◆◆
今週は、江崎研究員の
「国家防衛分析プロジェクト」の中間報告でした。
大きな成果は二つ。
一つは、江崎先生のインテリジェンス研究が
こちらの本になりました。
シギント – 最強のインテリジェンス – 単行本 – 2024/4/1
江崎 道朗 (著), 茂田 忠良 (著)
〈救国シンクタンク「国家防衛分析プロジェクト」企画〉
もう一つは、
防衛政策に行政評価を持ち込んだこと。
「予算をとったら、それっきり」が多い
日本の行政では、
「本当に我々が納めた税金が
予算としてきちんと使われているか」
の検証がほとんどありません。
政治では何がどうなってその結果になったかは
本当のところ誰にもわからないのですが、
検証の仕組みが5つできました。
そして今後も救国シンクタンクでなければできない仕事は
防衛費倍増による防衛力増強は
経済成長によってしか成し遂げられない。
増税では絶対に無理だ、との言論の普及です。
防衛費倍増論者の多くは、
「増税で耐えねば」の論者が多いので
困りものですが、仕方がない。
防衛は江崎研究員。
行政評価は渡瀬研究員。
経済成長は柿埜研究員。
それぞれの専門を統合するのが、所長である私。
自分の専門と隣接する分野との総合が
他のシンクタンクにはまず見られないので、
私の重要な仕事と思っています。
今週のトップニュースは、
日銀のマイナス金利とYCCの解除です。
デフレ脱却のための金融緩和を支えるために
マイナス金利とYCCを導入しました。
しかし今やインフレ傾向。
そして、どこかで金融緩和もやめねばならない。
ただし、早すぎる緩和停止も困る。
では、それがいつか?
今回の決定への賛成論者は、
「もう大丈夫だろう」
反対論者は
「なぜ4月ではなく3月にやったか」
を問います。
ただし、これで致命的になるとも考えていないようですが。
野球で喩えるなら、外角低めに一球外すのか、
ボール半個分、ストライクを取りに行っても良いのか、
の違いでしょうか。
今回の日銀の政策決定会合で、私が尊敬する
安達誠司先生が賛成、
野口旭先生が反対。
それほど難しい判断だったと思います。
我々も即座に自分たちにできることに着手していますので、
しばしお待ちを。
さて、今週は
11月29日の第185回研究会で話し合われた内容、
その頃の行動をお知らせしたいと思います‥‥
全文はぜひメルマガでお読みください。
第185回研究会
救国シンクタンク(2023年11月29日)ライブ「なぜ減税で支持率が下がるのか?」
倉山満 江崎道朗 渡瀬裕哉 中川コージ 柿埜真吾【チャンネルくらら】

(文責:事務局)
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《救国シンクタンク翻訳叢書完成!》
【 Leave US Alone: 減税と規制緩和、アメリカ保守革命の教典】
監修:渡瀬裕哉(救国シンクタンク研究員)
全米で最も影響力のある政治戦略家の一人でもあるグローバー・ノーキスト氏が、保守派に向けた大胆なマニフェストとビジョンを提示する。
経済、人口統計、政治動向を通じて、アメリカ政治がこれまでどこにあったのか、どのように変化していったのか。本書『Leave Us Alone』は、アメリカ政治をより深く理解するための必読の書である。
www.amazon.co.jp/dp/4434328867
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《令和6年4月21日(日) 第5回 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会》
◆開催日時:令和6年4月21日(日)14:00~17:45(13:30受付開始)
【場 所】TKP九段下神保町ビジネスセンター カンファレンスルーム3A
東京都千代田区神田神保町3-4柳川ビル
【主 催】一般社団法人救国シンクタンク
【テーマ・講 師】
「歳出改革基礎と各自治体における持続可能な行政条例」
渡瀬裕哉 救国シンクタンク研究員
自治体において歳出改革を行うためには、どのような項目に着目するとよいのか、歳出改革の基礎を解説し、具体的事例とともに、持続可能な自治体財政の在り方について解説いたします。
また、地方自治体の議員が議会において行政が執行する予算をしっかりと監視し、議会での質問や調査に役立てることができるようなモデル案を提示します。
【プログラム】
受 付:13:30
開 会:14:00 挨拶、事務連絡
・ショートトピック
・第一部 :14:20~15:35 「歳出改革基礎」 質疑15分
・休 憩 :15:35~15:45
・活動報告:15:45~16:00 地方議員の活動成果報告
・第二部 :16:00~17:15 「具体的事例の行財政条例解説」 質疑15分
・閉 会 :17:30 セミナーの後に懇親会を予定しております。
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/3863697
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)
本セミナーは、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。
減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。
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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》
救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト
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《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》
救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】https://youtu.be/1TpNv8USXkg
翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com
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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」
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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)

いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉
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(文責:事務局)