◆◆救国シンクタンクメールマガジン 24/02/22号◆◆
救国シンクタンク会員の皆様、こんにちは。研究員の渡瀬裕哉です。本メルマガでは「日本をアップグレードする方法」をお届けしております。
今回のテーマは「賃金に関する考察」をお届けします。
王立プノンペン大学顧問という肩書を頂いたことで、直近で日本とカンボジアを往復することが増えています。欧米先進国だけでなくASEAN地域でも後発組のカンボジアに足場を持つことで、よりグローバルな視座を得ることに役立っています。
今回は賃金についての考察です。岸田首相は日本人の賃上げについて施政方針演説の中で多く言及しました。曰く、政府が各業界の最低賃金の目安を示し、様々な政策を実行することを通じて賃金を引き上げるというものです。
しかし、本来賃金とはそのように政府が無理やり引き上げることによって伸ばすものなのでしょうか?日本のような先進国とカンボジアを比べることは間違っているかもしれませんが、あえて両者を比べた場合に大いに違和感を覚えます。
プノンペンの平均月給は200~300ドル前後(3.5~5万円)のようです。ある程度の高所得者になれば1000ドルを超えてくる人もいます。プノンペン市内の1LDKの家賃が2万円程度で1食100円前後程度とすると相場的にもそんなもんかなという感じです。
この給与ですが10年前は平均して100ドル前後(1~2万円)であったとのことで、年率6~8%の経済成長によって急速に賃金が伸びていることが分かります。経済成長が賃金を大きく押し上げたと言えるでしょう。
プノンペン市内の賃金上昇は日本のイオンモールの進出によってもたらされたと言われています。当初、イオンは建設されたものの、誰も物を買わずにウインドウショッピングで終わると噂されていたそうです。しかし、
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今回のメルマガでは、岸田首相が施政方針演説の中で言及した賃上げの違和感について、渡瀬裕哉研究員が解説しています。
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(文責:事務局)
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《令和6年2月25日(日) 第4回 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会》
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=yaHQsOZboTQ&t=600s
◆開催日時:令和6年2月25日(日)14:00~17:45(13:30受付開始)
◆会 場 :東京都千代田区
◆主 催 :一般社団法人救国シンクタンク
◆講師:渡瀬裕哉研究員、小川清史客員研究員
◆プログラム(変更する場合がございます)
受 付:13:30
開 会:14:00 挨拶、事務連絡
第一部:誰でも簡単に活かせる地方自治体の世論調査の見方・やり方・使い方
第二部:国民保護について
閉 会:17:45
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/3785408
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円) あと数席です。
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《オンライン公開研究会のお知らせ》
2月8日(木)にオンライン研究会を実施しました!
◆救国シンクタンク ライブ「2024年アメリカ大統領選挙について」
倉山満 江崎道朗 渡瀬裕哉 柿埜真吾 内藤陽介【チャンネルくらら】
次回のオンライン研究会は、2024年3月14日(木)18時からです!
お楽しみにお待ちください!
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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》
救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト
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《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》
救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】https://youtu.be/1TpNv8USXkg
翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com
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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」
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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)
いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉
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