◆◆救国シンクタンクメールマガジン 24/02/14号◆◆
評論家・情報史学研究家の江崎道朗です。
「なぜ民間シンクタンクが重要なのか」という観点から毎回、政治的課題について書いていこうと思います。
陸上自衛隊幹部による靖國神社参拝については、このメルマガでも二回ほど扱いましたが、2月13日の衆議院予算委員会で日本共産党が改めて追及してきました。
《日本共産党の穀田恵二議員は13日の衆院予算委員会で、陸上自衛隊の小林弘樹陸幕副長ら幹部が靖国神社に集団参拝した問題(本紙1月10日付既報)を追及しました。防衛省が提出した靖国参拝の「実施計画」をもとに「私的参拝だった」とする同省のごまかしをただしました。》
この件について防衛省は1月26日付で「陸上幕僚副長等の靖国神社参拝について」と題する内部報告書を作成しています。この報告書を防衛省から入手したので今回は、その内容を紹介しながら、解説をしたいと思います。
この件は、マスコミの印象操作に騙されてあたかも靖國参拝が「通達違反」であり、自衛官は「処分」されたかのように誤解をしている方がいますが、実際は違います。
報告書は冒頭、その「要旨」を以下のように記しています。
《〇今般の参拝は、参加者全員が各々の自由意思に基づく私的参拝と認識した上で、休暇を取得し、玉串料は私費支弁した私的参拝であった。
〇今般の参拝の実施計画は、参拝の案内を目的とする私的文書として作成され、亊後、危機管理組織としての特性上必要な休暇中の所在場所等を共有する目的で陸上幕僚長に報告され、陸上幕僚監部内に共有されたため行政文書になったものである。
〇以上から、今般の参拝については、部隊参拝や参加の強制には当たらないことから、宗教的活動に関する事務次官通達の違反は無かった。
〇公用車の使用については、参拝当時の状況を踏まえると適切ではなかったため、陸上幕僚長、陸上幕僚副長等に対する訓戒等を行った。》
要は今回の参拝は、自由意思に基づく私的参拝であり、《部隊参拝や参加の強制には当たらないことから、宗教的活動に関する事務次官通達の違反は無かった》。ただし、公用車の使用については適切ではなかったので、《訓戒》、つまりその後の昇進などに影響のない、口頭注意を行ったというものです。
では、実際はどういう状況だったのか、詳細を見ていきましょう・・・・
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今回のメルマガでは、陸上幕僚副長等の靖国神社参拝に関する防衛省の公式見解について
江崎道朗研究員が詳細に解説しています。
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(文責:事務局)
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《令和6年2月25日(日) 第4回 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会》
参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=yaHQsOZboTQ&t=600s
◆開催日時:令和6年2月25日(日)14:00~17:45(13:30受付開始)
◆会 場 :東京都千代田区
◆主 催 :一般社団法人救国シンクタンク
◆講師:渡瀬裕哉研究員、小川清史客員研究員
◆プログラム(変更する場合がございます)
受 付:13:30
開 会:14:00 挨拶、事務連絡
第一部:誰でも簡単に活かせる地方自治体の世論調査の見方・やり方・使い方
第二部:国民保護について
閉 会:17:45
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/3785408
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)
セミナーの後に懇親会を予定しております。懇親会のご案内は別途お知らせいたします。
セミナーへの参加対象者は、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。
減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。
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《オンライン公開研究会のお知らせ》
2月8日(木)にオンライン研究会を実施しました!
◆救国シンクタンク ライブ「2024年アメリカ大統領選挙について」
倉山満 江崎道朗 渡瀬裕哉 柿埜真吾 内藤陽介【チャンネルくらら】
次回のオンライン研究会は、2024年3月14日(木)18時からです!
お楽しみにお待ちください!
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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》
救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト
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《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》
救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】https://youtu.be/1TpNv8USXkg
翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」
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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)
いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉
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