柿埜真吾メルマガ:第68回〈内田日銀副総裁講演が意味するもの〉

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◆◆救国シンクタンクメールマガジン 2024/02/11号◆◆

内田日銀副総裁講演が意味するもの

2月8日、内田真一日銀副総裁は奈良市での金融経済懇談会で講演した。講演内容はマイナス金利解除後の金融緩和縮小について日銀内でかなり議論が進んでいることをうかがわせる内容だった。内田副総裁は、不確実性はあるものの、2%インフレ目標実現の確度が高まっていることを指摘し、2%目標達成後の金融政策について、政策を修正する場合の基本的な考え方について説明した。講演内容は、2%目標達成にはやや楽観的で、マイナス金利解除など金融緩和終了が近いことを示唆しているものの、全体としては慎重で、今後、「物価が2%を大きく上回っていく見通し」にはなっておらず、「マイナス金利を解除しても、その後にどんどん利上げをしていくようなパスは考えにくく、緩和的な金融環境を維持していくことになる」ことを強調していた。最近の一部のメディアでは、急激な利上げを期待する声が上がっていたが、今回の講演は、そうした予想を日銀として明確に否定したものといえるだろう。

内田副総裁の記者会見後に為替は円安が進み、日経平均株価は大きく上昇した。近い将来のマイナス金利解除を明言した講演の後に、円安株高が進むのは矛盾しているようだが、市場では既に3月~4月のマイナス金利解除を織り込んでいた。内田副総裁の講演は、日銀の立場が市場の予想以上に・‥‥

 

 

参考動画 【救国シンクタンク研究員所見】日本銀行が大規模金融緩和を継続~マイナス金利解除はいつ? 経済学者 柿埜真吾 #日銀政策決定会合

 

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今回のメルマガでは、1月の金融政策決定会合後の2月8日、内田真一日銀副総裁が金融経済懇談会(奈良市)で行った講演について柿埜真吾研究員がその真意を解説しています。

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(文責:事務局)

 

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《令和6年2月25日(日) 第4回 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会》

参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=yaHQsOZboTQ&t=600s

 

◆開催日時:令和6年2月25日(日)14:00~17:45(13:30受付開始)

◆会 場 :東京都千代田区

◆主 催 :一般社団法人救国シンクタンク

◆講師:渡瀬裕哉研究員、小川清史客員研究員

◆プログラム(変更する場合がございます)

受 付:13:30

開 会:14:00 挨拶、事務連絡

第一部:誰でも簡単に活かせる地方自治体の世論調査の見方・やり方・使い方

第二部:国民保護について

閉 会:17:45

◆参加申込(Peatixにて受付いたします)

お申込みURL:https://peatix.com/event/3785408

・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)

・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)

セミナーの後に懇親会を予定しております。懇親会のご案内は別途お知らせいたします。

セミナーへの参加対象者は、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。

減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。

 

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《オンライン公開研究会のお知らせ》

2月8日(木)にオンライン研究会を実施しました!

◆救国シンクタンク ライブ「2024年アメリカ大統領選挙について」

倉山満 江崎道朗 渡瀬裕哉 柿埜真吾 内藤陽介【チャンネルくらら】

次回のオンライン研究会は、2024年3月14日(木)18時からです!

お楽しみにお待ちください!

 

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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》

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救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。

皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。

《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》

救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト

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《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》

救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作

『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】https://youtu.be/1TpNv8USXkg

翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。

◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com

 

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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》

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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》

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いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉

 

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