◆◆救国シンクタンクメールマガジン 2024/1/10号◆◆
いつも、救国シンクタンクへのご支援を誠にありがとうございます。
本日のメルマガは、昨年、2023年に配信した倉山満所長所見メルマガの一覧を紹介しました。
昨年、2023年は第124回研究会~第174回研究会の全51回を配信いたしました。
本年も所長所見を通して、政策の提言・普及・実現を目指します。
※2023年(昨年)初頭の所長所見を全文掲載いたします。
2023/01/05:倉山満所長所見【第124回研究会(新年の御挨拶)】
◆◆救国シンクタンクメールマガジン 2023/1/5号◆◆
会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。
いつも救国シンクタンクへのご支援、誠にありがとうございます。
今回のメルマガは2022年9月8日に開催した第124回研究会に対する所長所見です。
所長所見は、「研究会の活動をした時点では言えなかったことをお伝えする」
という趣旨に基づいて書いています。
また、特別賛助会員の皆様にはメルマガとは別に【所長からのお手紙】を
お届けします。
シンクタンクは【研究を積み重ねる(thinkをtankする)】ことが目的です。
救国シンクタンクは、設立の趣旨に記されている「正論が通る日本」の実現を
目指して研究を積み重ね、政策を提言し、普及し、実現する活動を続けています。
定例研究会もその一環です。
過去の研究会を現時点で振り返ることで、当時の見立てと現状にどのような変化が
あったのかを、会員の皆様も過去のメルマガと【所長所見】にてご確認ください。
第124回研究会【所長所見】
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
最初に重要な政治日程を確認します。
1月 通常国会、開会。
2月? 岸田首相、次期日銀人事(正副総裁)提示。
4月? 日銀新総裁、初の政策決定会合。
7月 景気の目途が出る。
9月 令和6年度予算編成、本格化。
6年度より防衛増税?
経済の常識で考えれば、
「誰が次の総裁になろうが、今の景気回復路線をやめない」
です。
しかし、政治の常識でそれが通じるか?
「さっさと黒田を辞めさせて金融緩和を止めろ」
の声に岸田首相が抗えるか。
一部に、
「いきなり4月から急激な変化はないだろう」
との声もありますが、
私はそれを
「ソ連は秋まで攻めてこない」式の議論。
と呼んでいます。
もちろん、楽観シナリオに立てば何もしなくていい。
ならば悪化した時の備えをするべきです。
早ければ来年から防衛増税をするなら、
解散をすべきだとの声もあります。
となると、今年の秋か冬です。
これに対し「早すぎるだろう?」との声が
自民党から上がっていますが
そういう駆け引きで政治は動きます。
維新はともかく立民までは
「次の次の総選挙で勝つ」とか言っているので
自民党からしたら
「次は安泰、永遠に安泰」の選挙になりかねません。
史上初の
「デフレ下で増税を掲げて与党が勝つ」
選挙になったらどうするか。
自民党良識派にも提言していきます。
我々がいついかなる時もやれるのは、
「あの人たちは常に正論を言い続けた」
との信頼を醸成していくことです。
それが反撃の武器になりますから。
さて、今週は
9月8日の第124回研究会で話し合われた内容、
その頃の行動をお知らせしたいと思います。
この週も最重要課題は、日銀人事。
公開情報を集めつつ、要路に提言していきました。
果たして、その効果は如何ばかりや。
今ごろ、候補者本人に打診が行っているはずですが。
自民党は昨年、防衛増税は痛み分けの形にしました。
結果、日銀人事を差配する首相は、岸田さんということに。
誰がなろうとも
今の黒田路線を転換するだろうとの見立てです。
現に、年明けは一気に円高が進行しました。
では、どうするか?
与野党政治家他、要路者に
「正しい経済政策とは何か」の理解を広めていきます。
ある意味、黒田さんの10年間は
消費増税をしなかった最初の1年を除き、
中途半端な景気回復でした。
劇的に経済が悪化した時、
国民がそれを許すか。
「許さない国民の集まる場」を形成していきたいと思います。
では、どうするか?
随時、会員の皆様には提示していきます。
(一社)救国シンクタンク所長 倉山満
********************
ご入会いただくとメルマガをお届け致します。
貴重な情報満載の過去のメルマガもすべてお読み頂けます。
【会員ページ】 https://kyuukoku.com/account/
【ご入会案内】 https://kyuukoku.com/support/
救国シンクタンクの理念に賛同し、活動にご協力いただける方は、ご入会の手続きをお願い致します。
(文責:事務局)