◆◆救国シンクタンクメールマガジン 23/12/27号◆◆
評論家の江崎道朗です。
「なぜ民間シンクタンクが重要なのか」という観点から毎回、政治的課題について書いていこうと思います。
2022年12月、岸田文雄政権は、国家安全保障戦略など「安保3文書」と、5年間で43兆円の防衛関係費を閣議決定し、防衛力の抜本強化に乗り出しました。
防衛費をGDP比で約2%まで増やそうとした岸田政権の意気込みを大いに歓迎しますが、同時に、本当に防衛力を抜本的に強化できるようになるのかという点については疑問を抱いております。なぜなら、これまでも毎年5兆円近くの税金を使っておきながら、内外の脅威に対応できる防衛力整備を実現できていないからです。
これまで出来てこなかったことが、予算を倍増しただけで、防衛力を強化できるとも思えないからです。ではどうして毎年五兆円もの税金を使いながら、満足な防衛力整備をできなかったのか。それは、防衛力整備についてきちんと検証する力が弱かったからです。
(中略)
そこで、救国シンクタンクとして昨年からこの動きについて分析するメルマガを書き、かつ、そのメルマガを踏まえて、安保三文書の背景についてこの1月、『日本の軍事的欠点を敢えて示そう』を発刊しました。この本では、安保三文書の背景、狙い、課題について具体的に描きました。
そして、この4月に、救国シンクタンクとして、安保三文書の執行状況をチェックし、確実に日本の防衛力を強化していくために【国家防衛分析プロジェクト】を始めました。
具体的には、安全保障を始めとする各界の専門家を招いて、安保三文書をいかに防衛力強化につなげるか、その現状の分析と課題解決のための論点を整理する動画番組を毎月、収録・配信しようとしたわけです。
幸いなことに、救国シンクタンクの会員から特別協賛もいただくことができ、安保三文書に関わる政府の動静について分析するメルマガを発行するとともに、自衛隊の元幹部をはじめとする専門家をお招きして、安保三文書について検証する動画番組を配信することができました。
おかげさまで動画番組は、与野党の政治家だけでなく、官邸、防衛省、外務省の関係者も見てくださり、個別に意見をいただきました。
公的な成果の第一としては、防衛省が「防衛力抜本的強化実現本部」を設置したことです。
防衛省は4月5日、「第1回防衛力抜本的強化実現推進本部会議」を開催しました。議題は「防衛力の抜本的強化の実現に向けた取組について」定期的にチェックする体制を構築したことを確認し、進捗状況をここで確認していくことになりました。・・
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(文責:事務局)
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《令和6年2月25日(日) 第4回 救国シンクタンクセミナー自治体経営研究会》
◆開催日時:令和6年2月25日(日)14:00~17:30(13:30受付開始)
◆会 場 :東京都千代田区
◆主 催 :一般社団法人救国シンクタンク
◆講師:渡瀬裕哉研究員、小川清史客員研究員
◆プログラム(変更する場合がございます)
受 付:13:30
開 会:14:00 挨拶、事務連絡
第一部:14:05~15:20 誰でも簡単に活かせる地方自治体の世論調査の見方・やり方・使い方
休 憩:10分
第二部:15:30~16:40 国民保護について
休 憩:10分
第三部:16:50~17:20 質疑応答
閉 会:17:25
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/3785408
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)
セミナーの後に懇親会を予定しております。懇親会のご案内は別途お知らせいたします。
セミナーへの参加対象者は、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。
減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。
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《救国シンクタンク叢書 第5弾『皇位継承問題』》
救国シンクタンク“日本の未来を考える”シリーズの第五弾。第一部では「皇位継承問題とは何か」を學館大学 現代日本社会学部教授、新田均氏が、「皇位継承問題と政治」については産経新聞社 論説委員長、榊原智氏が、「後花園天皇と伏見宮家」というテーマで国際日本文化研究センター 名誉教授渡今谷明氏が、「旧皇族の男系男子孫の皇籍取得は憲法第十四条違反なのか」と題して弁護士、山本直道氏が、そして「秋篠宮家の現在と未来」を皇室評論家の髙清水有子氏がそれぞれの知見を持って論じる。第二部では倉山満氏をモデレーターに、それらの専門家が皇位継承問題について白熱したクロストークセッションを展開する。
皇位継承問題について、専門家たちが描き出す今を表した必読の書。
《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」》
救国シンクタンク第7回フォーラム「皇位継承問題」ダイジェスト
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《オンライン公開研究会のお知らせ》
12月22日(木)にオンライン研究会を実施しました!
◆救国シンクタンク(2023年12月21日)ライブ 倉山満 江崎道朗 渡瀬裕哉 柿埜真吾 内藤陽介【チャンネルくらら】
0:00 日本銀行の政策決定会合で「現状維持」
5:01 ①減税(救国シンクタンク2023年の成果)
10:30 ②規制緩和(ライドシェア)(救国シンクタンク2023年の成果)
22:45 ③皇位継承問題(救国シンクタンク2023年の成果)
33:21 ④国家防衛分析プロジェクト(救国シンクタンク2023年の成果)
48:20 ⑤自治体経営セミナー(救国シンクタンク2023年の成果)
次回のオンライン研究会は、2024年1月11日(木)18時からです!
お楽しみにお待ちください!
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《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》
救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作
『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】https://youtu.be/1TpNv8USXkg
翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com
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《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』》
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」
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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』》
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)
いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉
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