倉山満所長所見【第167回研究会】

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◆◆救国シンクタンクメールマガジン 2023/11/03号◆◆

いつも当サイトをご覧いただきありがとうございます。
本日は会員向けメルマガで配信される倉山満所長所見の一部をご紹介します。
所長所見は、「研究会の活動をした時点では言えなかったことをお伝えする」という趣旨に基づいて書いています。

シンクタンクは【研究を積み重ねる(thinkをtankする)】ことが目的です。
救国シンクタンクは、設立の趣旨に記されている「正論が通る日本」の実現を目指して研究を積み重ね、政策を提言し、普及し、実現する活動を続けています。

今回のメルマガは2023年7月21日に開催した第167回研究会に対する所長所見です。

第167回研究会で取り上げた注目ニュースに関するメルマガです。
・注目ニュース〈霞が関に「異例」の年次逆転人事、防衛増税先送り関連記事〉
https://kyuukoku.com/20230722/9672/

また、同時期に作成いたしました動画を、ご紹介いたします。

【救国シンクタンク】政府の代わりに規制の数を数えてみる?!日本維新の会総務会長柳ヶ瀬裕文参議院議員 渡瀬裕哉 柿埜真吾【チャンネルくらら】

以下、倉山満所長の【所長所見】の一部抜粋になります。
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第167回研究会【所長所見】

今週は、情勢分析研究会に岩田規久男元日銀副総裁をお招きし、
「YCC柔軟化・修正と今後の金融政策と日本経済」と題し、お話を伺いました。

デフレだった景気を回復軌道に乗せた、アベノミクスは岩田先生の理論です。
安倍晋三元首相は、岩田先生の言った通りにアベノミクスを行い、
景気を劇的な回復軌道に乗せました。
岩田先生の忠告を聞かずに消費増税を行い、景気を失速させました。

しかし、10年もアベノミクスを続け、ようやくデフレは脱却しました。
ただし、今はコストプッシュインフレ。
一言で言えば、悪いインフレ。
原材料が高騰しているので、値上げをしなければならないだけです。
それでもデフレの生き地獄よりはマシ。

このまま今の日銀がアベノミクスを続ければ、ディマンドプルインフレになります。
つまり良いインフレ。
ディマンドプルインフレとは、経済が好循環になるので、モノの値段が上がる。
当然、給料も上がる。です。

では給料が上がるまで、この物価高による生活苦を放置する必要はありません。
そこで減税(つなぎとして給付)が求められるのですが、議論の結果は、
消費税が経済学的に最も効果がある減税である。
政治的にも、減税の本丸は消費税!

今後は消費減税を争点化させます。

今週の注目ニュースは、日銀政策決定会合。
YCCを「さらなる柔軟化」させました。

金融緩和を維持する為にYCCとマイナス金利を導入しました。
弥縫策です。
では、YCCをいつまで維持するのか。
インフレ傾向になってしまえば、本来はいらないものです。

と楽観論に立っていいのか否か、難しい問題ですが、
いずれにしても早急に消費減税して景気を回復させてしまえば、
何ら問題ありません。

(中略)
相手は「減税など効果が無い」キャンペーンをはっています。
マスメディアのミスリードに対抗すべく、我々は以下の要点でマトモなアンケートを行おうと思います。
費用は30万円!

<要点>
大手メディアのアンケート調査は「岸田政権の減税政策」ではなく、
「減税政策自体」が支持されていないと誘導的なものが多い。
このままでは減税政策=失敗という印象が政治家に植え付けられる可能性がある。
そのため、否定されているのがあくまでも「岸田政権の減税政策」であることを立証し、
減税政策こそ国民が望んでいることを明示する目的としてアンケート調査の実施・公表を行う。

30万円でメディアの嘘を暴き、真実を伝える!
ご協力いただける方は、よろしくお願いします。

さて、今週は
7月21日の第167回研究会で話し合われた内容、その頃の行動をお知らせしたいと思います。

この週は、フォーラムの直前でした。

(中略)
この週は情勢分析研究会でイギリス憲法がご専門の小堀眞裕立命館大学教授にお越しいただき、
ウェストミンスターモデルについてお話しただ来ました。

アメリカとはまた違う、
議会政治の本場のイギリスの実情、そして日本での誤解をお話しいただきました。

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(文責:事務局)

《12月9日(土) 第3回 救国シンクタンクセミナー》

自治体経営研究会「地方自治体が担う安全保障とは」開催決定!
◆開催日時:令和5年12月9日(土)14:00~17:30(13:30受付開始)
◆会 場 :TKP九段下神保町ビジネスセンター
◆主 催 :一般社団法人救国シンクタンク  講師:江崎道朗研究員
◆内 容 :身近な市区町村が担う国家安全保障とは。
     安保三文書に謳われた防衛力の抜本強化は地方自治体の役割無くして成り立ちません。
     国民保護と港湾・軍事施設の整備をテーマにその重要性と問題点を解説するセミナーです。
◆プログラム(変更する場合がございます)
受 付:13:30
開 会:14:00 挨拶、事務連絡
第一部:14:05~15:20 国民保護法について。(75分) 
休 憩:10分
第二部:15:30~16:40 港湾・軍事施設の整備について。(70分)
休 憩:10分
第三部:16:50~17:20 質疑応答。(30分)
閉 会:17:25
◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/3745527
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)

セミナーの後に懇親会を予定しております。
懇親会のご案内は別途お知らせいたします。

セミナーへの参加対象者は、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にして
おりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。
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減税や規制改革、事務事業評価、安全保障などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」
をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。
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《令和5年10月28日第2回救国シンクタンクセミナー開催のご報告》
令和5年10月28日(土)に第2回救国シンクタンクセミナー
「決算カードと減税条例の読みかた」を開催いたしました。
定員60人のところ地方自治体議員とアクティビストの皆様で満席の中、
大盛況のセミナーとなりました。

澄み渡った秋空の貴重な週末の中、ご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
倉山満理事長曰く「微力は無力ではない」
渡瀬裕哉研究員曰く「地方自治なくして国家無し」
の志のもと今後とも開催をしてまいりますので、会員の皆様におかれましては
これまでと変わらぬご支援のほどよろしくお願いいたします。

《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」開催のご報告》

令和5年7月30日(日)に第7回フォーラムを開催し、200名以上の方々に
ご参加をいただき、満席の中、大盛況のフォーラムとなりました。

猛暑の中、ご来場いただいた多数の会員の皆様ならびにお客様に心より御礼申し上げます。
また、ご登壇の先生方には素晴らしいご講演をいただき誠にありがとうございました。
当日運営にかかわっていただいた方々にも感謝申し上げます。

この度のフォーラムは趣旨にございます通り、現在の皇位継承問題が、
「男系か女系か」という既に終わった議論ではなく、
唯一の皇位継承者である悠仁殿下をどのように我々国民がお支えをするのかが
論点であることを再認識できた非常に有意義な機会だったと思います。

本フォーラムを踏まえまして、今後も、国会議員の先生方をはじめ、
皇室について大切な政策提言を行って参ります。
引き続きご支援のほどお願い申し上げます。

《オンライン公開研究会のお知らせ》

10月26日にオンライン研究会を実施しました!

次回のオンライン研究会は、11月29日(水)18時からです!
お楽しみにお待ちください!

イスラエルVSハマス戦争状態 内藤陽介先生登場! 救国シンクタンク(2023年10月26日)ライブ 倉山満 江崎道朗 渡瀬裕哉 中川コージ 内藤陽介【チャンネルくらら】
https://youtube.com/live/zzVav8pXjs0

《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》

救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。
誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】

今後も【翻訳叢書プロジェクト】を継続し、弊社研究員が厳選した海外書籍の叢書化を進めて参ります。翻訳叢書の出版にあたり、皆様からのご支援を心よりお願い致します。
翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com

《救国シンクタンク叢書 第4弾『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』のお知らせ》

救国シンクタンク叢書シリーズ第四弾
『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』発売中!

『大国のハイブリッドストラグルII: 大国の衰退と台頭がもたらす地域紛争』(2023年)
https://amzn.asia/d/d8WzmOf
救国シンクタンク第6回フォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春 」

“日本の未来を考える”シリーズの第四弾。
第一部では「今年の世界はどう変わるか」をテーマに、
篠田英朗氏が地政学の視点から、
中川コージ氏が中国の今を、
渡瀬裕哉氏がアメリカの今を、
小野義典氏がヨーロッパの今を切り取り、
岡部芳彦氏が注目の集まる
「本当のウクライナ」を解説する。

第二部では江崎道朗氏をモデレーターに、
各専門家に倉山満氏も加わり、
国際情勢について白熱した
クロストークセッションを展開。

《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』のお知らせ》

救国シンクタンク叢書シリーズ第三弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』発売中!
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)
https://amzn.to/3J6Wh0Y

いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉

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(文責:事務局)

 

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