柿埜真吾メルマガ〈ライドシェア解禁―日本でできない理由などない〉

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◆◆救国シンクタンクメールマガジン 23/8/27号◆◆
菅義偉前首相がライドシェア解禁に前向きな考えを表明したことから、
ライドシェアをめぐる議論が活発になっている。
ようやく日本でもライドシェアが解禁されるとすれば喜ばしいことである。
だが、相変わらず反対論は根強い。
タクシー業界と結びつきの強い自民党が改革を進められるかは未知数である。
25日の記者会見で斉藤鉄夫国交相は「安全確保の観点から問題がある」と
早速ライドシェア解禁に反対している。
そればかりか、タクシー業界に利害関係が殆どないはずの有識者や一般人の間でも
ライドシェア反対論が盛り上がりを見せている。
曰く、「ライドシェアは危険である」(タクシーはそんなに安全なのだろうか)、
「ライドシェアを解禁しても供給は増えず人手不足は解消しない」、
いや、「ライドシェアを自分は利用しないし(だから他人も利用するなということらしい)、
ライドシェアに需要などない」、
「ライドシェアを認めればタクシーのインフラが崩壊する」等等。

一見もっともらしい議論だが、こういった反対論はすでに世界中でライドシェアが
実現していることを考えれば説得力が皆無であることがわかるはずである。

(中略)
最近の日本ではできない理由を考えるのが得意な人たちが幅を利かせているが、
ライドシェアにせよ、自動運転にせよ、ドローンにせよ、新しい技術の発展にリスクはつきものである。
ゼロリスクを求めれば最初から発展の可能性は閉ざされてしまう。
まずは実験し失敗する勇気を持つ必要がある。
そもそも日本以外の国々の成功例からすれば、
彼らが主張するリスクは便益に比べれば取るに足りないのは明らかである。
政府に求められるのは「新しい資本主義」等、効果の疑わしい怪しげな産業政策を推進するのではなく、
世界で成功している当たり前のビジネスを禁止しないことである。
自己流で失敗するよりは世界の成功例から学ぶ方がずっと良いのではないだろうか。

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今回のメルマガでは、新しい技術の発展のリスクに対し、怪しげな産業政策を推進するのではなく、世界の成功例に学ぶことの重要性を柿埜真吾究員が解説しています。
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(文責:事務局)

※引用画像:G7広島サミット
外務省ホームページからの引用https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/g7hs_s/page1_001673.html

《10月29日(土) 第2回 救国シンクタンクセミナー》

自治体経営研究会「 決算カードと減税条例の読み方」開催決定!
◆開催日時:令和5年10月29日(土)14:00~17:30(13:30受付開始)
◆会 場 :TKP九段下神保町ビジネスセンター
◆主 催 :一般社団法人救国シンクタンク  講師:渡瀬裕哉研究員
◆内 容 :現在の日本の地方自治体の多くは税金の使い道が不透明で支配的です。
      そこで救国シンクタンクでは、自治体が作成、公開している「決算カード」
      を用いて使途を把握し減税するために必要な条例について学びます。
◆プログラム(変更する場合がございます)
受 付:13:30
第一部:決算カードについて
第二部:決算カードを読んでみる
第三部:減税条例について
終 了:17:30

◆参加申込(Peatixにて受付いたします)
お申込みURL:https://peatix.com/event/3680860
・地方自治体【首長・議員】(参加費20,000円)
・立候補予定者、一般アクティビスト(参加費5,000円)
セミナーへの参加対象者は、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にして
おりますが、アクティビスト志望の会員様やそれ以外の一般の方もご参加いただけます。

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そこで救国シンクタンクでは、そこで救国シンクタンクでは、自治体が作成、
公開している「決算カード」を用いて使途を把握し減税するために必要な条例
について学ぶ、「日本で唯一のセミナー」を開催いたします!

減税や規制改革、事務事業評価などに取り組んでいる「首長・地方議員・立候補予定者」
をご存じの方は、ぜひこのセミナーをご紹介ください。

《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」開催のご報告》

令和5年7月30日(日)に第7回フォーラムを開催し、200名以上の方々に
ご参加をいただき、満席の中、大盛況のフォーラムとなりました。

猛暑の中、ご来場いただいた多数の会員の皆様ならびにお客様に心より御礼申し上げます。
また、ご登壇の先生方には素晴らしいご講演をいただき誠にありがとうございました。
当日運営にかかわっていただいた方々にも感謝申し上げます。

この度のフォーラムは趣旨にございます通り、現在の皇位継承問題が、
「男系か女系か」という既に終わった議論ではなく、
唯一の皇位継承者である悠仁殿下をどのように我々国民がお支えをするのかが
論点であることを再認識できた非常に有意義な機会だったと思います。

本フォーラムを踏まえまして、今後も、国会議員の先生方をはじめ、
皇室について大切な政策提言を行って参ります。
引き続きご支援のほどお願い申し上げます。

《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》

救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。
誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】

今後も【翻訳叢書プロジェクト】を継続し、弊社研究員が厳選した海外書籍の叢書化を進めて参ります。翻訳叢書の出版にあたり、皆様からのご支援を心よりお願い致します。
翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com

《オンライン公開研究会のお知らせ》

7月27日18時にオンライン公開研究会を開催しました。
今こそ減税!救国シンクタンク(2023年7月27日)ライブ 倉山満 江崎道朗 渡瀬裕哉 中川コージ 柿埜真吾【チャンネルくらら】

https://youtube.com/live/UAeFy_omEnc

《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』のお知らせ》

救国シンクタンク叢書シリーズ第三弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』発売中!
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)
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いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉

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(文責:事務局)

 

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