柿埜真吾メルマガ〈植田日銀は黒田日銀を継承〉

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◆◆救国シンクタンクメールマガジン 23/4/30号◆◆

4月27・28日の金融政策決定会合は、植田総裁の最初の金融政策決定会合であり、大きな注目が集まっていた。
結論から言えば、植田総裁は基本的に黒田前総裁の路線を継承し、国会の所信聴取や記者会見で表明してきた意見におおむね忠実に行動したといえるだろう。

前回のメルマガでは、YCCは変更されず現状維持となる可能性が高いが、植田日銀の現状認識が示される4月の経済・物価情勢の展望(展望レポート)や、金融市場調節方針の公表文の終わりにあるオーバーシュート型コミットメントに関する表現に注目すべきであると指摘した。
予想通りYCCは維持されたが、展望レポートは物価の見通しに関しては上方修正され、オーバーシュート型コミットメントに関する表現は変更された。

展望レポートが物価に関して見通しをやや引き上げたのは、ここ数か月の基調的なインフレ率の上昇や、春闘で大幅な賃上げが続いていることを考えれば妥当である。
新型コロナウイルス感染症の5類移行の決定に伴い、今後サービス産業の景気回復が進むことも予想される。
供給ショックが収まっても、インフレ率が大きく落ち込むリスクは低下しつつあるといえるだろう。
展望レポートの見通しは上方修正されたものの、経済情勢の変化を踏まえた上での適度に慎重な修正であり、不自然な変更ではない。

また、オーバーシュート型コミットメントについては、次のような表現が維持された。
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今回のメルマガは、27・28日の金融政策決定会合を終えた植田日銀が黒田日銀の路線を継承していることと、今後も継承する姿勢を維持させるために国民がしっかりと見守り続けることが大切であることを、柿埜真吾研究員が解説しています。
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(文責:事務局)

※引用画像(左):植田和男日銀総裁
首相官邸ホームページ, CC 表示 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=130618531による

 

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《令和5年7月30日(日)第7回フォーラム「皇位継承問題」のお知らせ》
救国シンクタンク 第7回フォーラム「皇位継承問題」を令和5年7月30日(日)に開催致します。

【開催趣旨より】
われわれ救国シンクタンクは、日本救国に向かう多くの政策を、提言・普及・実現してきました。では、何が達成されれば救国なのか。
それ自体を皆で議論しながら常に検証していこうと話し合い、多くの議論を積み重ねてきました。
その中で、皇室は別格であり、常に別枠の政策として扱ってきました。
なぜならば、「日本の歴史を象徴する皇室を守り抜けなくて、何を守るのか」に尽きるからです。

令和4年、安定的な皇位継承のあり方を議論する政府の有識者会議最終報告書が提出されました。
しかし、ほとんど動いていません。
そこで我々は一石を投じるべく、「皇位継承問題」をテーマとして、5人の有識者の方々をお招きし、第7回フォーラムを開催します。
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フォーラムの詳細については、イベントページ(https://kyuukoku.com/%e3%82%a4%e3%83%99%e3%83%b3%e3%83%88/)をご覧ください。
非会員の方はこちらからお申し込み下さい。

ご購入先URL:https://peatix.com/event/3557740/view
※Peatixを初めてご利用になる方はお申し込み時に新規登録が必要となります。
ご利用経験が御有りになる方はログインしてお手続きをお願い致します。
お手数おかけ致しますが、よろしくお願いいたします。

なお、お座席は余裕をもって準備しておりますが、先着順とさせていただき、満席になりしだい締め切りとさせていただきますのであらかじめご了承ください。

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《令和5年7月29日(土)自治体経営研究会のセミナー開催決定!》
現在の日本の地方自治体における税金の使い道には不透明感が支配的です。
そこで救国シンクタンクでは、議会で税金の使い道を審議する条例案やコンセプトが学べる「日本で唯一のセミナー」を開催いたします!
税金の使い道とその結果を報告させる「事務事業評価条例の作り方」などが習得できます。

セミナーへの参加対象者は、地方自治体の首長・議員・立候補予定者の方々を対象にしておりますが、アクティビスト志望の一般の方でもご参加いただけます。
※セミナーの詳細はこちら(https://kyuukoku.com/page/2/

【お願い】首長・地方議員・立候補予定者をご紹介ください!
減税や規制改革、事務事業評価などに取り組んでいる方を、ぜひ弊社事務局へお知らせください。
お知らせ先info@kyuukoku.com

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【オンライン公開研究会のお知らせ】
次回は5月11日(木)18時から開催予定です!

救国シンクタンク(2023年5月11日)ライブ 倉山満 江崎道朗 渡瀬裕哉 中川コージ 柿埜真吾【チャンネルくらら】https://www.youtube.com/live/tx2zY3i4Hdw?feature=share

前回のオンライン公開研究会のアーカイブはこちらです。

救国シンクタンク(2023年4月6日)ライブ 倉山満 江崎道朗 渡瀬裕哉 中川コージ 柿埜真吾【チャンネルくらら】https://www.youtube.com/live/eixxJR3xcTo?feature=share

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《米国共和党保守派【翻訳叢書プロジェクト】出版費用支援のお願い》
救国シンクタンクではこのたび、ニュート・ギングリッチ元連邦下院議長の最新著作『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会議長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版にあたり、会員の皆様にご寄付をお願いしたところ、大変多くのご支援を賜ることができました。
誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。

【重要】翻訳プロジェクトに関する報告・自治体経営セミナー開催決定!【救国シンクタンク】

今後も【翻訳叢書プロジェクト】を継続し、弊社研究員が厳選した海外書籍の叢書化を進めて参ります。翻訳叢書の出版にあたり、皆様からのご支援を心よりお願い致します。

翻訳叢書プロジェクトにご支援いただく際は、ぜひ事務局までご連絡をお願い致します。
◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com

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《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』のお知らせ》
救国シンクタンク叢書シリーズ第三弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』発売中!
『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)
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いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉

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(文責:事務局)

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