柿埜真吾メルマガ〈黒田総裁の大きな功績〉

投稿 [ Blog ]
Asian Development Bank President Haruhiko Kuroda at the ADB Head Office in the Philippines.

◆◆救国シンクタンクメールマガジン 23/3/12号◆◆

 

3月10日は、黒田総裁の下での最後の金融政策決定会合だった。一部の市場関係者の間には、黒田総裁は「サプライズを好む」ので今回の会合でイールドカーブ・コントロールを再度修正するのではないかといった観測もあったが、黒田総裁の方針からして、そのような予想は初めからあり得ないものだった。黒田総裁は暗にその時の経済情勢に応じて、物価安定と景気の安定の観点から適切な政策を打ち出してきただけである。「サプライズを好む」などという形容は、ただ単に、黒田総裁の政策哲学への無理解を物語っているに過ぎない。12月に緩和の枠組みを微調整したばかりで、賃金上昇を伴う物価上昇がようやく本格化しつつある状況で、政策を再度変更する意味は何もなかった。実際、黒田総裁の最後の金融政策決定会合は現状維持を決定し、金融緩和継続を確認して終わった。しばしば理不尽な批判を受けながらも物価の安定に尽力し、アベノミクスの景気回復を支えてきた黒田総裁の業績は高く評価されるべきである…

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今回のメルマガは、3月10日に黒田総裁の下で最後の金融政策決定会合が開催されたことを受けて、黒田総裁のこれまでの実績を経済学者の柿埜真吾先生が解説しています。
ぜひ会員向けメルマガで全文をお読みください!

ご入会いただくとメールマガジンをお届けいたします。
貴重な情報満載の過去のメールマガジンもすべてお読み頂けます。

【会員ページ】 https://kyuukoku.com/account/
【ご入会案内】 https://kyuukoku.com/support/

救国シンクタンクの理念に賛同し、活動にご協力いただける方は、
ご入会の手続きをお願いいたします。

(文責:事務局)

※引用画像:黒田東彦日本銀行総裁

Asian Development Bank – このファイルは次の画像から切り抜かれたものです, CC 表示 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=45607031による

 

********************

《米国共和党保守派【翻訳本プロジェクト】出版費用支援のお願い

救国シンクタンクでは新たに、ニュート・ギングリッジ元連邦下院議長の最新著作『Defeating Big Government Socialism: Saving America’s Future』と、グローバー・ノーキスト全米税制改革協議会会長の著作『Leave Us Alone: Getting the Government’s Hands Off Our Money, Our Guns, Our Lives』の〈救国シンクタンク叢書〉としての翻訳本出版を計画しています。

翻訳本出版の意義は、

・米国共和党保守派の長老である米国元下院議長の書籍翻訳本を出版することによる、救国シンクタンク叢書の国内的・国際的な地位向上に資する
・現代米国におけるリベラルな価値観の浸透に対する警告の文書であり、米国理解を深めるとともに、現代日本の社会状況の理解にも資する
・救国シンクタンクとして、ギングリッジの翻訳本を出版したことは、アメリカの政治における扉を開くパスポートになる

そして、翻訳本には下記のような内容が書かれています。

・米国の世論調査に基づいてアメリカ人が何を望んでいるのか描写。
・現代の民主党、大企業、ニュース メディア、娯楽、学界を乗っ取った大きな政府の社会主義にアメリカ人がどのように立ち向かわなければならないかを説明。

 この翻訳本出版にあたり、多大な費用が必要となります。そこで会員の皆様にご支援を心よりお待ちしております。(※翻訳にあたり著作権料含め150万円の費用を想定)

皆様のご支援ご協力がいただけますと素晴らしい翻訳本の出版が実現できます。
翻訳本プロジェクトにご支援いただける方は、ぜひ事務局までご連絡お願い致します。

◆お問い合わせ先:info@kyuukoku.com

 

********************

《第6回フォーラム〈大国のハイブリッドストラグル2023新春〉のお知らせ》

「第6回救国シンクタンクフォーラム 【大国のハイブリッドストラグル2023新春】」の動画視聴専用チケット発売中です。

(※チャンネルくららにてフォーラムの一部を配信中)

令和5年2月12日(日曜日)に開催されたフォーラムを全編にわたって配信いたします。
配信用URLは、ご登録先のメールアドレスにお知らせいたします。

第6回救国シンクタンクフォーラム「大国のハイブリッドストラグル2023新春」動画視聴専用チケット
「第6回救国シンクタンクフォーラム 大国のハイブリッドストラグル2023新春」の動画視聴専用チケットです。令和5年2月12日(日曜日)に開催されたフォーラムを全編にわたって配信いた... powered by Peatix : More than a ticket.

※救国シンクタンク会員様と2/12の本イベントの入場チケットを購入されたお客様には無償で同じ動画が配信されますので本チケットをご購入する必要はございません。
お求めの際は十分にご注意ください。

********************

《救国シンクタンク叢書 第3弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』のお知らせ》

救国シンクタンク叢書シリーズ第三弾『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』発売中!
2021年から郵便学者の内藤陽介先生に委託して進めた研究活動「アクティビストのための調査手法モデル化」(いわゆるレジ袋研究)を書籍化しました。

『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』(2023年)

https://amzn.to/3J6Wh0Y

いよいよ新発売!レジ袋有料化「義務化」は嘘だった!? 救国シンクタンク叢書『なぜレジ袋は「有料化」されたのか』 内藤陽介 渡瀬裕哉

********************

【オンライン公開研究会のお知らせ】

3月2日(木)18時00分からオンライン公開研究会を開催しました。
YouTubeライブ配信のアーカイブはこちらです。ぜひご視聴ください!

救国シンクタンク(2023年3月2日)ライブ 倉山満 江崎道朗 渡瀬裕哉 中川コージ 柿埜真吾【チャンネルくらら】

https://www.youtube.com/live/YAmnHPBj96I?feature=share

********************

会員の皆様は、公式サイトの会員ページにて、過去のメルマガ配信履歴をいつでもお読み頂けます。

会員ページ

(文責:事務局)

タイトルとURLをコピーしました