江崎道朗メルマガ「持続可能な開発目標(SDGs)その1」

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◆◆救国シンクタンクメールマガジン 22/10/5号◆◆

 

評論家の江崎道朗です。

「なぜ民間シンクタンクが重要なのか」という観点から毎回、政治的課題について書いていこうと思います。

 

自民党安全保障調査会(小野寺五典会長)が4月26日に公表した「新たな国家安全保障戦略等の策定に向けた提言~より深刻化する国際情勢下におけるわが国及び国際社会の平和と安全を確保するための防衛力の抜本的強化の実現に向けて~」と題する報告書(以下、報告書と略称)は、以下の10の項目を防衛力整備計画に盛り込むように提言しています。

https://www.jimin.jp/news/policy/203401.html

 

1. 戦い方の変化…(1)AI、無人機、量子技術等の先端技術(2)ハイブリッド戦(3)情報戦への対応能力(戦略的コミュニケーションの強化を含む。)(4)サイバー(5)海上保安能力(6)インテリジェンス(人的情報(HUMINT)の強化を含む)(7)宇宙

2. 弾道ミサイル攻撃を含むわが国への武力攻撃に対する反撃能力の保有

3. 「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の推進及び同盟国・同志国等との連携強化

4. 日米同盟の強化と拡大抑止

5. 防衛生産・技術基盤、研究開発(防衛装備移転を含む)

6. 人的基盤

7. 地域コミュニティーとの連携

8. 持続性・強靭性の強化

9. 国民保護の一層の強化(重要インフラ防護、港湾・空港の整備、邦人保護に関する在外公館の体制強化等を含む)

10. 気候変動

 

そこで今回は、この10の項目のうち、最後の「気候変動」について解説したいと思います。

 

実は自民党安全保障調査会の報告書に「気候変動」という項目があるのを観て、アメリカのバイデン政権に付き合って日本も気候変動を国家安全保障戦略で取り扱うようにしたのだな、と受け止めていました。だいたい、気候変動と国家安全保障戦略とはなんの関係があるのか、同盟国と付き合うのも大変だという受け止め方でした。

 

しかし、これはバイデン政権との付き合いのためというよりも、世界的な「持続可能な開発目標(SDGs)」の一環であることが分かってきました。

――――――――――

今回のメルマガは、自民党安全保障調査会が防衛力整備計画に盛り込むように提言した10の項目のうち、《気候変動》についての解説です。
防衛省・自衛隊が日本の防衛力強化、対外インテリジェンスの強化のために、「持続可能な開発目標(SDGs)」を利用してきた側面について、江崎道朗研究員が解説しています。

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(文責:事務局) 

※引用画像:防衛省ホームページより

https://www.mod.go.jp/j/approach/sdgs/index.html

 

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《救国シンクタンク第5回フォーラム〈~本当に大事な五つの論点~〉開催のお知らせ》

・日時 11月11日金曜日 開始17時30分(開場17時)予定

・場所 TKPガーデンシティPREMIUM神保町 プレミアムボールルーム

【プログラム】

・日時 11月11日金曜日 開始17時30分(開場17時)

・場所 TKPガーデンシティPREMIUM神保町 プレミアムボールルーム

【プログラム】

◆ご挨拶 倉山満 理事長

1.原田泰 先生(元日銀審議委員、名古屋商科大学ビジネススクール教授)

講演【経済政策について】 & 柿埜真吾先生と一問一答

2.佐藤綾野 先生(青山学院大学教授)

講演【規制改革について】 & 渡瀬裕哉研究員と一問一答

3.國分俊史 先生(東京大学先端科学技術研究センター特任教授)

講演【経済安全保障について】 & 江崎道朗研究員と一問一答

4.廣瀬陽子 先生(慶應義塾大学総合政策学部教授)

講演【地域研究と国際政治について】 & 中川コージ研究員と一問一答

5.今谷明 先生(国際日本文化研究センター名誉教授)

講演【皇室について】 & 倉山満研究員と一問一答

◆閉会のことば 江崎道朗 理事

 

【救国シンクタンク会員様のお申し込み方法】

8月1日よりお申込み受付を開始しています。事前登録制(定員制、先着順)となります。

メルマガでお申込みURLをご案内いたしますので専用フォームにてお申し込み下さい。

※WEB配信は後日会員向けに予定しております。

 

【一般のご来場者様のお申し込み方法】

入場チケットの販売を8月1日よりpeatixにて開始しております。

事前登録制(定員制、先着順)となります。

下記URLより専用フォームにてお申し込み下さい。

救国シンクタンク 第5回フォーラム 本当に大事な五つの論点
秋のフォーラムを開催いたします。 各分野の第一線でご活躍されているゲスト5名をお招きします。※お申込みにあたって 定員制、先着順となりますので予めご了承ください。 【プログラム】◆... powered by Peatix : More than a ticket.

※WEB配信は後日チケットご購入者様向けに予定しております。

 

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【第二回 救国シンクタンク 懸賞論文募集のお知らせ】

救国シンクタンクにて第二回懸賞論文を募集いたします。

第二回目となる今回は《「業績評価条例(旧・行政評価条例・政策評価条例)」のモデル条例アイディア》を論文として募集します!

優れたアイディアに関しては、救国シンクタンクの『業績評価条例』のモデル条例案に取り入れることを想定していますので、奮ってご応募ください!

募集期間は〈令和4年9月9日~令和5年1月31日〉です。

詳細はこちらをご確認ください。

懸賞論文
第二回 救国シンクタンク懸賞論文 懸賞論文結果発表 第二回懸賞論文は厳正な審査の結果、下記の通り大賞1名、奨

 

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【オンライン公開研究会のお知らせ】

9月21日(水)18時00分からオンライン公開研究会を開催しました。

今回も《全編を一般公開》して、会員以外の方にもリアルタイムでご参加いただきました!

YouTubeライブ配信アーカイブは下記になります。

【全編公開!】救国シンクタンク(2022年9月21日)オンライン公開研究会 Youtubeライブ 倉山満 江崎道朗 渡瀬裕哉 中川コージ【チャンネルくらら】

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《救国シンクタンク叢書 第2弾『大国のハイブリッドストラグル』のお知らせ》

2022年7月11日に救国シンクタンク叢書 第2弾『大国のハイブリッドストラグル』を刊行しました。叢書『大国のハイブリッドストラグル』は、2022年1月22日に開催した、第3回救国シンクタンクフォーラム「大国のハイブリッドストラグル新春2022」を基に書籍化しました。

〈Amazon〉

救国シンクタンク叢書 大国のハイブリッドストラグル: 大国は自己の権益を拡張せんと蠢いている
アメリカ、中国、ロシアの3 カ国および、軍事、地政学それぞれの領域における新進気鋭の専門家5名が知見を共有し解説する。小泉悠 (ロシアの軍事・安全保障政策を専門)、奥山真司 (欧米各国の地政学や戦略学を専門)、部谷直亮 (安全保障全般を専門)、渡瀬裕哉 (国際情勢分析を専門)、中川コージ (組織戦略論を専門) 【ハイブ...

〈楽天ブックス〉

https://books.rakuten.co.jp/rb/17183857/

叢書化を記念した特別番組も宜しければご視聴ください。

戦争でも平和でもない状態〜ハイブリッド・ストラグルとは? 『大国のハイブリッド・ストラグル』江崎道朗 中川コージ【救国シンクタンク】

米国の価値観とは?『大国のハイブリッドストラグル』出版記念【救国シンクタンク】

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(文責:事務局)

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