本記事では、会員の皆様からお寄せいただいた救国シンクタンク叢書『自由主義の基盤としての財産権』のご感想・ご意見を紹介致します。
今回は会員のSさん(会員名はイニシャルです)から頂いた読書感想文になります。
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救国シンクタンク叢書『自由主義の基盤としての財産権』読了しました。
「本書は、日本国憲法がコロナ禍という有事で機能しているのかを検証することを目的としている。文明国の憲法は有事のときにこそ国民の権利が不当に侵害されることを防ぐために制定されているのだが、本書を読まれて日本国憲法が国民の権利を守っていると思えただろうか。」(本書271頁終わりにより抜粋)
まさにコロナ禍を論ずる上で、「前知識となるものを一つ挙げよ」と言われたら、即答で本書を挙げます。現在進行形で、この2年間のことはまだ記憶に新しいでしょうが、鎮静化し、5年、10年と経ち、喉元が過ぎ去った後、世間はこの苦い経験も徐々に薄れていくでしょう。
特に日本では良くも悪くも国民が非常に協力的です。
この異常な現状を後世がどう総括するか、本書がその役目を担えれば確実な一歩となるのではないかと考えます。
本書は、コロナ禍の発生から時系列並びに政府と意思決定に関与した事例が整理され、非常にわかりやすくまとめられています。
主に財産権に比重を置き、「財産権がなぜ重要なのか」その財産権を求めた当時の人たちの辛く苦い成り立ちを丁寧に解説されています。
また、このコロナ禍の間に政府の対応を糾弾する動画を、チャンネルくららを通じて発信していた内容を取り上げ、西村経済破壊担当大臣の大失言、日本維新の会の馬場幹事長や国民民主党の玉木代表との対談などの、重要箇所が文字に起こされており、文字で復習することで更なる理解にもつながりました。
巻末鼎談の「薬局距離制限事件」「酒税法事件」「官僚の暴走を止めるには」は、ぜひとも目を通したい重大な内容であると思いました。動画では「読みやすい巻末鼎談から読んでもらえれば」ということでしたが、それでもやっぱりちょっと難しい!笑
ですが、普段は目に見えない空気のような存在ですが、日々の暮らしになくてはならない、非常に重要なことですので難しくとも理解を深めていくことが救国につながると実感しました。
(文:Sさん)
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2022年3月31日までにご入会いただいた新規会員の皆様に、救国シンクタンク叢書『自由主義の基盤としての財産権』をお届けさせていただいております。
『自由主義の基盤としての財産権』は、シンクタンクで重視している「財産権」について一年間の研究成果をまとめたものです。
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