◆◆救国シンクタンクメールマガジン 21/12/13号◆◆
今回のメルマガ「日本をアップグレードする方法」では、バイデンの民主主義国サミットの失敗について取り上げたいと思います。
12月10日に閉幕した民主主義サミット、110か国が参加しバイデン大統領はその成果を誇りましたが、このサミットは致命的な失敗であったよう思います。
バイデン大統領自身が大統領選挙の際に示した外交論稿の中で「民主主義サミット」は非常に重要なイベントとして扱われていました。なぜなら、全世界のGDP50%を超える民主主義国を束ねることで対中交渉力を持つということが、同政権の外交方針の根幹を成す思想だからです。
ただし、そもそも日米EU印が結集することで上述の50%に達するのだから、それだけを目的とするなら、G7+aの仕組みを新たに整備すれば良いだけで世界中の国々をわざわざ集める必要はありません。参加国が少ないほうが合意形成も容易であるし、経済安全保障の枠組みを整備することのほうが急務だともいえます。
そのため、本サミットの本来的な目的は、中国とロシアに対して米国の国際的影響力を見せつけるイベントであるべきでした。
しかし、実際にバイデン政権が行ったことは、米国の勢力圏の後退を如実に示すことになったと思います。権威主義的な傾向が強い同盟国が招かれなかったことはもちろん、パキスタンなども招待した挙句キャンセルされる大失態となりました。
筆者が特に決定的な失敗とみなしていることは…
バイデン政権が開催した民主主義サミットにおける決定的な失敗とは?
渡瀬研究員は、この失敗によって米国は民主主義国の団結を示すことが出来なかったことを指摘しつつ、今後の日本の重要性について解説しています。
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【救国シンクタンク~第3回救国シンクタンクフォーラム「大国のハイブリッド・ストラグル2022新春~】
令和4年1月22日(土)星稜会館にて【第3回 救国シンクタンクフォーラム「大国のハイブリッド・ストラグル2022新春」】を開催いたします。
※下記のイベントページもご確認ください。
1.【開催日時】令和4年1月22日(土)14:00~16:30 開場13時30分
2.【会場】 星陵会館 東京都千代田区永田町2-16-2
3.【主催】 一般社団法人救国シンクタンク
4.【プログラム】
14:00~14:05 主催者挨拶 江崎道朗(救国シンクタンク理事・研究員)
14:05~14:55 セッション1
「米中露の内政、それぞれの最優先政策と裏付けとなる価値観とは」
モデレーター 倉山 満(救国シンクタンク理事長・所長)
出演者 渡瀬 裕哉 (救国シンクタンク研究員)「米国について」
中川 コージ(救国シンクタンク研究員)「中国について」
小泉 悠 (東京大学先端科学技術研究センター特任助教)「ロシアについて」
奥山 真司 (国際地政学研究所上席研究員)「地政学上の米中露の関係性」
部谷 直亮 (慶應義塾大学SFC研究所上席所員)「現代戦の常識」
15:00~16:10 セッション2
「米中、米露、中露、世界覇権の行方 各国の軍事力 宇宙・サイバー」
モデレーター 倉山 満(救国シンクタンク理事長・所長)
出演者 上記五名によるクロストーク
16:10~16:15 閉会の挨拶 シンポジウムのまとめ
倉山 満(救国シンクタンク理事長・所長)
※プログラムは変更となる可能性があります。予めご了承ください。
5.【お申込み】
ご参加をご希望の会員の皆様は11月25日配信のメルマガhttps://kyuukoku.com/20211126/4829/から、専用フォームにてお申し込み下さい。
※事前登録制(WEB配信は後日会員向けに予定しております)
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ご購入先URL https://peatix.com/event/3089710
なお、お座席は余裕をもって準備しておりますが、先着順とさせていただき、満席になりしだい締め切りとさせていただきますのであらかじめご了承ください。
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【第一回 救国シンクタンク 懸賞論文】
救国シンクタンクでは、昨年のプロジェクト「緊急事態宣言発令の参考となる資料の公文書化」の重要性をさらに多くの方々にご理解いただくために論文を募集しています。
募集期間は〈令和3年9月7日~令和4年1月31日〉です。
詳細はこちらをご確認ください。
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(文責:事務局)
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