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今号は11月18日に行われた情勢分析研究会のご紹介です。
当日は、令和4年1月22日に開催する第3回救国シンクタンクフォーラム【大国のハイブリッド・ストラグル2022新春】のタイトルになっている「ハイブリッド・ストラグルの概念」について中川コージ研究員が発表をしました。
メルマガでは、発表レジュメの抜粋をご紹介しています。
【ハイブリッドストラグルに関する研究序説】
1、概況と定義
現在はローカル固着性要素(stickiness)が多分に存在する過渡期である。この過渡期は、少なくともまだ大国という国家権力が戦いを起こすだけの力を保有していて、その戦いのスイッチを握る主体となっている。そこで、本研究では国際情勢の主たるプレーヤーを大国として設定し分析対象とした。
現在世界に点在するいくつかの大国は、互いに冷徹な眼を向け合い、足元では策動しながら、間合いをはかっている。それは、我々が日常暮らす人間味あふれるリアルな場所だけにとどまらない。サイバー、宇宙、深海といった新しい領域でも、大国は自己の権益を拡張せんと激しく蠢いている。
多様な領域で、旧来の手法から最新鋭の手法までを活用したハイブリッドな競争関係が激しく展開されていると言えるだろう。
大国間の競争関係によって定義づけられる世界の様子は、今のところ平和でも戦争でもないグレーな状態にある。これは識者や政治の実務家の間においても合意形成がとれることだろう。このグレーな状態の定義には、様々な意見が入り乱れている。本研究は現在の大国間関係をストラグルという概念で表現する。
ハイブリッドな性質をもつストラグルという視点で、大国の相互性ある競争状況を再定義することで、いずれかの国家、ましてやいずれかのイデオロギーに加担しない国際情勢の俯瞰的知見を得ることが本研究の目的である。
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「概況と定義」に続き、発表レジュメには「ハイブリッド」と「ストラグル」について書かれています。ぜひ会員向けメルマガで詳細をご覧ください。
こちらは研究会当日の活動報告番組です。
ぜひご視聴ください!
「ハイブリッド・ストラグルの概念」とは? 中川コージ 江崎道朗 渡瀬裕哉 倉山満【救国シンクタンク】
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11月25日(木)18時【会員限定オンライン公開研究会】YouTubeライブ配信を致します!
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11月4日開催の会員限定オンライン公開研究会動画のダイジェスト版が公開されました。
ぜひご覧ください。
先進国で衆参同日選挙でないのは日本だけ?! オンライン公開研究会ダイジェスト版 江崎道朗 渡瀬裕哉 中川コージ 倉山満【救国シンクタンク】
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【倉山満の所長所見ダイジェスト版11/2】
これからの重要な政治の課題について 【救国シンクタンク】
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【救国シンクタンク ~ 第3回救国シンクタンクフォーラム
「大国のハイブリッド・ストラグル2022新春」~】
令和4年1月22日(土)星稜会館にて
【~第3回救国シンクタンクフォーラム「大国のハイブリッド・ストラグル2022新春」~】
を開催いたします。
〈開催日時〉令和4年1月22日(土)14時~17時
〈会 場〉 星陵会館
〈登壇者〉
【研究員】渡瀬裕哉、中川コージ
【ゲスト】小泉悠先生(ロシアの軍事・安全保障) 奥山真司先生(地政学者)
部谷直亮先生(安全保障アナリスト)
【モデレータ】倉山満
内容の詳細は決まり次第お知らせいたします。
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【第一回 救国シンクタンク 懸賞論文】
救国シンクタンクでは、昨年のプロジェクト「緊急事態宣言発令の参考となる資料の公文書化」の重要性をさらに多くの方々にご理解いただくために論文を募集しています。
募集期間は〈令和3年9月7日~令和4年1月31日〉です。
詳細はこちらをご確認ください。

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(文責:事務局)
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