◆◆救国シンクタンクメールマガジン 21/11/6号◆◆
戦略科学者、自称「マッドサイエンティスト」の中川です。
中露がリアル出席しなかったCOP26。バイデン大統領がこれを批判したという記事があがっていました。
https://www.bbc.com/japanese/59144259
チャイナ側ではCOP26に関連した複数のグリーン政策に関する公式文書が出されていましたが、下記の通り米国を名指しで意趣返しもしており(「中国、米国より早く排出ゼロの目標達成日を約束」)、相変わらず米中対立は盛り上がっております。
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2021-11/05/content_77854454.htm
COP26はメジャーな話題ですので、ニッチを目指したいこちらのメルマガでは深く触れないこととします。本日の本題は、量子コンピューター試作機「九章」の2号が完成しました、という話です。
スパコンがいろんな計算が可能な汎用選手だとすれば、特化型選手にあたるのが量子コンピューター。例えば、スパコンが1万年かかる計算を量子コンピューターは約3分でこなしてしまう(2019年米国IBM社開発の Quantum System One)、というファクトを書くとスゴそうですが、あくまでも「専門分野の計算に限っては」という条件付きです。それでも専門分野にめっぽう強いのは確かです。非常に簡単に言いますと、我々が日常PCなどで使う「パスワード(暗号)」がありますが、そうしたものの軍用レベル暗号さえも「こじ開けて」しまうのが量子コンピューターです。サイバー領域のゲームチェンジャーです。
そんな量子コンピューターが人類にとって手の届きそうな段階になってきますと、サイバー空間の安全保障問題に直結してくるのが実用的な量子コンピューターをどこ(国家)がいち早く開発するのか…
このあと中川研究員はチャイナがサイバー空間での優越を得るため、いかに世界の最先端を走る開発努力に傾注しているかを紹介します。続きはぜひ会員向けメルマガでお読みください。ご入会いただくとメールマガジンをお届けいたします。貴重な情報満載の過去のメールマガジンもすべてお読み頂けます。
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官僚の矩をこえた?矢野財務事務次官「バラマキ批判」・岸田総理は「変節漢」?
オンライン公開研究会ダイジェスト版 江崎道朗 渡瀬裕哉 中川コージ 倉山満
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【倉山満の所長所見ダイジェスト版11/2】
これからの重要な政治の課題について 【救国シンクタンク】
【重要なお知らせ10/28】アフガニスタン退避問題の重要な論点は?
10/28定例研究会で江崎研究員が発表した、
「アフガニスタン退避問題9つの論点」の関連動画です。
江崎道朗 渡瀬裕哉 中川コージ 倉山満【救国シンクタンク】
【救国シンクタンク ~ 第3回救国シンクタンクフォーラム
「大国のハイブリッド・ストラグル2022新春」~】
令和4年1月22日(土)星稜会館にて
【~第3回救国シンクタンクフォーラム「大国のハイブリッド・ストラグル2022新春」~】
を開催いたします。
〈開催日時〉令和4年1月22日(土)14時~17時
〈会 場〉 星陵会館
〈登壇者〉
【研究員】渡瀬裕哉、中川コージ
【ゲスト】小泉悠先生(ロシアの軍事・安全保障) 奥山真司先生(地政学者)
部谷直亮先生(安全保障アナリスト)
【モデレータ】倉山満
内容の詳細は決まり次第お知らせいたします。
【第一回 救国シンクタンク 懸賞論文】
救国シンクタンクでは、昨年のプロジェクト「緊急事態宣言発令の参考となる資料の公文書化」の重要性をさらに多くの方々にご理解いただくために論文を募集しています。
募集期間は〈令和3年9月7日~令和4年1月31日〉です。
詳細はこちらをご確認ください。
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(文責:事務局)
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