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◆◆救国シンクタンクメールマガジン 21/10/17号◆◆
評論家の江崎道朗です。
「なぜ民間シンクタンクが重要なのか」という観点から毎回、政治的課題について書いて
いこうと思います。今回は、バイデン政権の外交、安全保障政策の危うさについてです。
10月14日、米軍のインド太平洋軍司令部が公式Twitterで、日米豪印四か国の海軍の合同
演習が始まったことを以下のように呟いていました。
《U.S. Indo-Pacific Command
@INDOPACOM @USPacificFleet @Australian_Navy @indiannavy
and @jmsdf_pao_eng
kick-off phase II of exercise #MALABAR2021. Flag of United States Flag of
Australia Flag of India Flag of Japan》
https://twitter.com/INDOPACOM/status/1448453485653999618
クアッド、つまり日米豪印四か国の防衛協力は確実に強化されています。だが、その一方で、
不安要因も多いことも事実です。それは、アメリカのジョー・バイデン政権と米軍の関係が
うまくいっていないのではないのか、ということです。
月刊正論11月号で、インド政策研究センター教授ブラーマ・チュラニー氏がアフガニスタ
ンの首都カブール陥落について、次のように指摘しているのです。
《バイデン氏が文民や軍人のアドバイザーの助言を突っぱねたことによって、テロリスト
のアフガン制圧は米国に不名誉と恥辱をもたらした…
以下略
要は、バイデン大統領は、米軍幹部の助言を拒否して、性急な撤退をしたことは間違い
だったと指摘しているわけです。
繰り返しますが、ここで問題にしているのは、米軍がアフガンから撤退したことではなく、
米軍幹部の助言を拒否して「拙速な」撤退を強行した、バイデン大統領の「判断」です…
以下略
江崎研究員はこの後再び、チュラニー教授によるインド安全保障のスタンスとウサマ・
ビンラーディン(米海軍特殊部隊に殺害された国際テロ組織アルカーイダ指導者)が「手紙」
に記したバイデン副大統領(当時)のことに触れながら、文末は日本の「すべきこと」で締めくくっています。
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研究会終了後の活動報告番組をぜひ、ご視聴ください。
衆院解散!オンライン研究会開催・1月22日フォーラム決定!
中川コージ 渡瀬裕哉 江崎道朗 倉山満【救国シンクタンク】
【会員限定オンライン公開研究会】 岸田総理就任から、最短期間での衆院解散日となる10月14日(木)の研究会を、急遽、会員の皆様に公開することを決定しました! 収録後、限定公開リンクURLをメルマガ配信! 9月30日の研究会【ダイジェスト版】はYouTubeで公開中です! https://youtu.be/qUgofjmt0IQ
【第一回 救国シンクタンク 懸賞論文】
救国シンクタンクでは、昨年のプロジェクト「緊急事態宣言発令の参考となる資料の公文書化」の重要性をさらに多くの方々にご理解いただくために論文を募集しています。
募集期間は〈令和3年9月7日~令和4年1月31日〉です。
詳細はこちらをご確認ください。
【救国シンクタンク ~ 第3回救国シンクタンクフォーラム ~】
令和4年1月22日(土)星稜会館にて「第3回救国シンクタンクフォーラム」を開催いたします。
〈開催日時〉令和4年1月22日(土)14時~17時
〈会 場〉 星陵会館
〈登壇者〉
【研究員】渡瀬裕哉、中川コージ
【ゲスト】小泉悠先生(ロシアの軍事・安全保障) 奥山真司先生(地政学者)
部谷直亮先生(安全保障アナリスト)
【モデレータ】倉山満
内容の詳細は決まり次第お知らせいたします。
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