江崎道朗研究員(以下、江崎研究員)による会員向けメルマガ(9月26日)はグローバリズムについて述べています。その功罪とは何か、そして日本はどうしたら良いのか。以下にメルマガの一部をご紹介いたします。
評論家の江崎道朗です。
「なぜ民間シンクタンクが重要なのか」という観点から毎回、政治的課題について書いていこうと思います。今回は、グローバリズムの功罪についてです。
Twitterなどをしていると、反グローバリズムを主張する「保守」のアカウントをよく見かけます。このグローバリズムは何を指すのか、厳密な定義がないままに、なんとなく世界的な自由貿易と資本主義の拡大は悪いものだというイメージをもっている方が多いようです。
日本共産党の志位委員長も9月24日、Twitterでこう呟きました。
《志位和夫@shiikazuo 9:19 PM · Sep 24, 2021·Twitter Web App
「共産主義はどうも」という方に2つの質問をしたいと思います。
1、資本主義という矛盾に満ちた社会が人類の到達した最後の社会か?
2、マルクスは21世紀では古くなってしまったか?
人類社会は資本主義で終わりでなく、その先に進むことができる。その法則を明らかにしたのがマルクスなのです。》
世界的な格差拡大は、資本主義、自由主義を国際社会に広げた「グローバリズム」の限界を示すものであって、改めてマルクス主義、社会主義を見直すべきだ、と言わんばかりです。書店でも、『君たちはどう生きるか』「人新世の『資本論』」「武器としての『資本論』」といった、資本主義の限界と、マルクス主義の再評価を唱える本がベストセラーになっています。
このグローバリズムをヒト、モノ、カネが世界的に行き交う「世界的な自由貿易体制の広がりだ」と規定した場合、その契機となったのは、1995年に発足したWTO(世界貿易機関:World Trade Organization)体制の拡大でしょう。
では、この世界的な自由貿易の拡大は、間違いだったのでしょうか…
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