本日のメールマガジンは、8月26日に開催された第72回研究会より、倉山満所長の「皇位継承に関する提言」と題した特別レポートをお送りしました。
特別レポートでは、冒頭に「皇室を語る際の大原則」として3つのポイントを上げています。
①本来は、他人の家について語るのは失礼。
②絶対子供が生まれる技術が無い限り、皇位の「安定的」継承などありえない。
③皇室について語る際は、先例に基づくべし。
皇位継承が政治のもっとも重要な問題であり続けて来た経緯をふまえ、議論の大原則を提示したものです。
現在、菅政権で「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議が進行中です。
有識者会議での議論は、従来の皇位継承に関する議論に比べて良い方向に進んでいます。
皇位は男系継承の伝統が神武天皇以来、一度も途切れることなく続いてきました。
そのため、女系を容認することは伝統を変えることであり【日本の歴史を変える】という意味になります。
日本において皇位継承は【日本の歴史を続けるか否か】の大きな問題です。
今回の提言発表は、良い方向に進んでいる有識者会議の議論の内容を具体化し、救国に繋げていくことを目的に行いました。
特別レポートでは、「皇位継承問題の流れ」と「過去・現在の有識者会議」などについて、皇室の先例を交えながら研究分析した内容をまとめています。
先例を学ぶことで日本の歴史がどのように続いてきたのか。
現代を生きる日本人が皇位継承について、どのように取り組んでいくべきか。
会員の皆様は、メルマガに添付した特別レポートの提言を、ぜひご確認ください。
こちらは8月26日の研究会当日の報告番組です。
倉山所長と各研究員が皇室の意義や重要性についてお話しています。
ぜひ、ご視聴ください。
皇室と自由主義~「皇位継承に関する提言」発表しました~倉山満 江崎道朗 中川コージ 渡瀬裕哉【救国シンクタンク】
倉山所長と江崎道朗研究員の皇室関連の書籍もあわせてご参照ください。
◆倉山満所長
『日本一やさしい天皇の講座』 (扶桑社新書)
『国民が知らない 上皇の日本史』 (祥伝社新書)
◆江崎道朗研究員
『天皇家 百五十年の戦い[1868-2019]』(ビジネス社)
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(文責:事務局)