本日のメールマガジンは、倉山満所長の「有識者会議の論点と現状把握」をお届け致しました。
令和3年3月23日に設置された「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案に対する附帯決議」に関する有識者会議は、4月21日に第3回目会合が行われ、5月10日に第4回目会合が予定されています。
今回のメルマガでは、これまで会議に招かれた有識者の説明資料から、現時点での有識者会議でどのような論点が挙げられているか、倉山満所長が整理し、解説しました。
有識者会議冒頭、菅義偉首相が「国家の基本に関わる極めて重要な事柄です。」と述べられている通り、歴史に学び、先例を重んじた議論が望まれます。
倉山所長は、皇室の歴史や憲政史との関係について書籍を出版している皇室史学者でもあります。有識者会議が招集された時にも、次のような記事を発表しました。
『週刊SPA!』(扶桑社) 倉山満「言論ストロングスタイル」
皇位継承を論じる際には、歴史に学ぶ姿勢が何よりも重要である/倉山満
また、『月刊正論』(産経新聞社)の2019年8月号では、倉山満所長と江崎道朗研究員による対談「『皇統廃絶』させてはならない : 守るべきは『先例』『男系』『直系』 (特集 皇室のこれからを想う)」が掲載されています。
歴史研究という学問背景をもって公開資料を読むことで、マスメディアの報道からは読み取りにくい重要部分を簡潔にお伝えしていますので、ぜひご確認下さい。
チャンネルくららでも、皇室制度に関する解説動画を数多く配信中です。日本では、普段は意識されないほど長く続いていることが、外国と比較すると実際には当たり前ではなく、日本の皇室が歴史と先例を大切にしてきたから、というお話もしています。
王朝が交代したスウェーデンに学ぶ「先例」の大切さ 海上知明 倉山満【チャンネルくらら】
倉山満『天皇がいるから日本は一番幸せな国なのです』(宝島社、2020年)
チャンネルくららの最新動画では、郵便学者の内藤陽介先生の近著『世界はいつでも不安定─国際ニュースの正しい読み方』(ワニブックス)の特別番組を配信中です。あわせてぜひご覧ください。
なぜこんなにサウジが好きなのか?!~世界はいつでも不安定 内藤陽介 倉山満【チャンネルくらら】
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(文責:事務局)