本日のメールマガジンは、江崎道朗研究員の【「自主独立のための選択肢」No.43 減税を支持しなかった世論】をお届け致しました。
ここ数回にわたり、江崎研究員メルマガでは、リー・エドワーズ著『アメリカ保守主義運動小史』を引きながら、アメリカの保守自由主義の成立経緯や、基礎となった考え方を紹介、解説しています。
前回分は4月25日配信のメルマガでお読み頂けます。

今回のメルマガでは、1948年のアメリカ大統領選挙に至るまでの期間、減税を掲げたロバート・A・タフト上院議員が共和党の大統領候補指名を受けられなかった経緯を紹介しています。
タフト上院議員は、「ミスター共和党」と呼ばれ、後のケネディ大統領が設置した委員会で「上院で最も偉大な議員」5人のうちの1人に選ばれた政治家です。『アメリカ保守主義運動小史』の中で、タフトについて「現代保守運動の本当に最初の創始者であった。」と述べられています。
当時の共和党は、第二次世界大戦中から続く民主党長期政権の打倒、特に民主的手続きによらず政権を継いだハリー・トルーマン大統領の政権と対峙していました。法の下の自由を支持し、後に高い評価を受けた実力政治家ながら、なぜこの時は支持を受けられなかったのでしょうか。
江崎研究員は、アメリカの保守派が直面した状況の解説を通じ、現在の日本にも通じる問題点と解決のために重要なポイントを提示しました。ぜひご確認下さい。
5月15日の第二回公開研究会「規制改革フォーラム」まであと2週間です。
4月30日の第56回研究会では、フォーラムにご登壇頂く明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科の田中秀明教授からお話を伺いました。「市場の失敗」と「政府の失敗」、そして「規制の虜」とは。
【救国シンクタンク】政府の失敗とは?5月15日規制改革フォーラムのお知らせ 明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科田中秀明教授 渡瀬裕哉 倉山満
チャンネルくららでは、防衛問題研究家の桜林美佐先生の「国防ニュース最前線」の最新動画がご覧いただけます。日本版FMS(対外有償軍事援助)契約や防衛産業について、伊藤俊幸元海将にご解説を伺っています。
自由で開かれたインド太平洋と日本版FMS・装備品輸出~桜林美佐の国防ニュース最前線 伊藤俊幸元海将【チャンネルくらら】

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(文責:事務局)