本日のメルマガは、渡瀬裕哉研究員の【「日本をアップグレードする方法」(40) 予算編成プロセスと減税の関係】をお届け致しました。
日頃、受動的になんとなく報道を受け取っていると、見過ごしがちな政治スケジュール。
先月下旬に令和3年度予算が成立しましたが、これは昨年初夏から予算案の準備がされ、本年の年明けに召集された国会での審議を経て成立しています。
本日のメルマガでは、本当に減税を実現したい場合に押さえておきたい、予算編成のプロセスを渡瀬研究員が解説しました。
渡瀬研究員は、来年度(令和4年度)予算の編成に向けて、現在、新税を導入して増税する議論が行われていることを取り上げています。
コロナ禍で民間企業の業績は厳しい状況にあり、国民の雇用や、生活にかかるコストに影響します。経済が回復していくには、企業、国民を含む民間の経済活動が活発になることが大切です。新税の創設や増税があれば、回復できるものもできなくなってしまいます。
予算編成に関係するあらゆる政策が同様ですが、昨年の議論が今年の予算に、現在の議論が来年の予算に関係するため、渡瀬研究員が政治スケジュールの重要性と、ポイントを解説しています。ぜひご確認下さい。
4月16日に開催された第54回研究会のご報告動画には、当日の情勢分析研究会でご講義頂いた日本大学危機管理学部の福田充教授がご登場下さいました。
「新型コロナウイルスの危機管理とリスクコミュニケーション」日本大学危機管理学部教授福田充 江崎道朗 倉山満【救国シンクタンク】
福田教授が構築された危機管理学について、全体像を知ることのできる入門的な書籍として、福田教授の著作『リスク・コミュニケーションとメディア─社会調査論的アプローチ』(北樹出版、2010年)をご紹介下さっています。
チャンネルくららでは、エコノミストの村上尚己先生による経済解説をご覧いただけます。
ちょうど先週、財政制度等審議会での増税に関する動向をご解説下さっています。あわせてぜひご覧ください。
国民連帯税!?コロナ禍に財政審で増税を議論!? 村上尚己のマーケットニュース 大橋ひろこ【チャンネルくらら】
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(文責:事務局)