本日のメールマガジンでは、1月12日に開催されました情勢分析研究会について、ご報告と要旨をお送り致しました。
今回の情勢分析研究会では、前日銀審議委員を務められた原田泰先生をオンライン会議にお招きし、「菅政権の経済財政政策」と題してお話を伺いました。
原田先生は、救国シンクタンク立ち上げ初年から経済財政政策の分野で多数ご助言下さり、2020年10月に初開催となった第1回公開研究会でもご登壇頂きました。
本年も年頭にあたり、コロナ対応と第3次補正予算についてというテーマで、動画でもお話し頂いています。
コロナ対応と3次補正予算を考える 原田泰 村上尚己 江崎道朗 倉山満【救国シンクタンク】

今回は、コロナ禍を境とした経済の変化への分析を元に、アベノミクス以降の金融緩和による実績や効果から、コロナ禍からの経済回復に大胆な金融緩和がどのような役割を果たし得るのかというお話をお聞きしました。
研究員との質疑では、第二次世界大戦の終戦直後に実施された傾斜生産方式による混乱という歴史の話から、現在の経済状況の中で実際に財政金融政策の果たし得る役割の見通し、アメリカ次期政権成立による日本経済への影響と展望など、幅広く意見交換がされました。
また、新型コロナウイルス感染症の第三波によるリアルタイムの問題に関しても、支援の財政出動のあり方や、リソース動員にあたっての政府機能の問題などが取り上げられ、民間の知恵を活用することの重要性にも触れられました。
アメリカの政権交代による経済の見通しについては、チャンネルくららでエコノミストの村上尚己先生による解説を配信中です。ぜひあわせてご覧下さい。
米国はトリプルブルーでも給付金第3弾でさらに株高?! 村上尚己のマーケットニュース 大橋ひろこ【チャンネルくらら】

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(文責:事務局)