本日のメールマガジンでは、12月21日に開催されました情勢分析研究会について、ご報告と要旨をお送り致しました。
今回の研究会では、外部講師として名古屋市立大学大学院・人間文化研究科の松本佐保教授を外部講師にお招きし、「米国政治へのキリスト教の影響について」と題してお話を伺いました。
アメリカ大統領選挙は日本でも多くの関心を集め、報道や評論で信頼性が様々な情報に接することがあります。アメリカでの選挙の結果を大きく左右する要素のひとつが、宗教票です。
松本先生のご研究で目配りされている分野は、社会全体のマクロから各地域のミクロまで、文献調査とフィールドワークによって大変幅広く、現代アメリカの実情を反映した内容です。
研究員からも、最新の動向や草の根保守活動との関係性など、今後の日本がどのようにアメリカの政策をとらえ、対応していくかが焦点となる質疑が行われました。
松本先生によるアメリカ大統領選挙に関する著作もご参照下さい。
『熱狂する「神の国」アメリカ 大統領とキリスト教』(文春新書、2016年)

2021年2月には続編の刊行も予定されています。
『アメリカを動かす宗教ナショナリズム』(ちくま新書)

当日の研究会後の動画では、同日行われた研究会での規制改革の成果をご報告しております。あわせてご覧下さい。
菅政権の規制改革が○抜きに?! 渡瀬裕哉 江崎道朗 倉山満【救国シンクタンク】
チャンネルくららでも、アメリカのキリスト教について内藤陽介先生による解説番組がありますので、ぜひご覧ください。
米国のキリスト教見取り図 内藤陽介の世界を読む 椿【チャンネルくらら】
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(文責:事務局)